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インド水事情

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 南インドのチェンナイ市にNGOジャパン・ウォーター・ガードインド支部が

設立され、本部主催者としての式典出席が、今回のインドミッションの一つだ。
インドに環境団体JWG支部を設立して何をするんだ?意味はあるのか?とのネ

ガティブな意見もあったが、まあ何事もポジティブに始めてみなければ解らない。

 


 支部設立きっかけは、インドの訪問者との会話から始まる。彼らの訪問目的は

日本の環境技術導入とビジネス化で、我々の有する水質浄化技術に関心があって

のことだ。しかし、インド状況を聞いていると、そう簡単でない事が解ってきた。

経済発展著しいインドには、世界中から様々な技術や製品が持ち込まれ、教育水

準も高く、IT分野では、もはやインドが最先端とも聞いている。そんなインド

だから「水」でも、都市部では先端技術が導入され、農村部でも最低限の浄水お

よび排水処理は行われていると思っていた。

 


 インド水質浄化事業として、河川や湖沼の水質汚染対策が必要だが、一般的に

途上国では資金不足や環境意識が低く、結果、水質汚染対策はビジネス性が低い。

ならば、排水処理だと、我々の技術を使えば簡単に処理水質が向上し、既存設備

の機能向上になると提案した。

 しかし、訪問者からの良い反応が無く、もしや先端技術や高度処理を求めてい

るのかと思えば、そうでも無さそうだ。聞けば、インドの田舎は、そもそも衛生

的な水道が無い、トイレが無い、排水処理設備が無いの、無い無い尽くしなのだ。

本当に必要なのは、普及させやすい、持続可能な基本的水質浄化技術だという。
 

 

 ヒンドゥー教は、川に何でも流すことが良とされゴミや廃水等何でも川に流す

捨てるため、汚染は深刻化するばかり、人々の環境美化意識は薄く、水や環境

の知識が欠け、仮にあったとしても増大する廃棄物量、廃水量に対応するインフ

ラ設備が不足し、どうにもならない。結果、街角や河川敷にゴミが溢れ水質汚染

が進行してしまう。

 


 

 そうならば水質浄化技術の前にやることがあるだろう!とJWG活動を紹介。

「水をたいせつに」「水を汚さない」「水をキレイに」人々の意識向上、教育、

模範プロジェクトにより、インド人自らが水を大切にして、環境保全を実行する

ことでしょうと。そして、彼らはJWG活動に賛同し、ぜひインド支部を設立し

たい、させて下さいとなり、合意し設立となった。

 インド支部設立をどのように行うか、事前に多々協議を行いアドバイスをした

が、実際は現地に任せるしかなく、先ず設立宣言し活動を開始することとした。

そして、いよいよ設立式典開催されることになり、招待状が届いた。

 

 

 設立式典は、10月23日(火)17:00よりチェンナイの“ABK AOTS DOSOKAI”

にて行われた。この施設はインド人向けの日本語学校で、ABK:アジア文化会館、

AOTS:海外産業人材育成協会、DOSOKAI:同窓会という日本とアジアの友好団体

の関連組織なので、親日的であることはもちろん、JWG活動にも協力してもらえ

そうだ。設立式典はティーパーティーから始まり、50〜60人ほど集まったところ

で開始された。

 

 

 どんなメンバーが集まっているのか解らなかったが、先ずは主賓としての挨拶

を請われお礼とJWGの概要説明を行った。まあ、危なっかしい英語のスピーチ

なので、半分も通じないだろうが、僅かでもPassionが伝わればそれで良しだ。

 

 

 数人のスピーチの後に、Tamilnadu州内NGOによるパネルディスカッション

が行われた。活発な議論が交わされ意見を求められたが、何せ早口な英語とタミ

ール語の議論にはついて行けず、直ぐに聴衆側となり、その熱心な討論を感心し

て見入っていた。解ったことは、インドにもこんな熱心なNGOとして活動する

人々がいることだ。彼らが、正しい知識と技術、実行力を身につければインドの

環境改善もきっと成し遂げられるだろう。

 

 

 

 インドNGOとの親善と活動状況視察のため、いくつかのNGOを訪問した。

最初に訪問したNGOは、チェンナイ市内から50kmほどの郊外にあるEFI

(ENVIRONMENTALIST FOUNDATION OF INDIA)。様々な分野の環境活動

を行っているが、水環境では貯水池整備を行っているようだ。

 

 

 案内されたWater Bodyは、モンスーンによる急激な増水による洪水を防ぐた

めの貯水池で、日本でも各地に造成されている雨水調整池。日本では公共工事と

して造られているが、インドでは行政は行わず、NGOが引き受けているそうだ。

公共工事は、急激な都市開発にて道路や鉄道などの都市インフラ整備に追われ、

雨水による水量管理施設まで手が回らない。そして、当然のように水質まで手が

回らず関心がない。

 

 

 その他にも、いくつかのNGOの事務所も訪ねたが、どこも面白そうな人物は

いるが、何をしているのか良く解らない。それでも、環境NGOとして活動して

いるようなので、これらの活動とJWGを結び付け、より多くな活動としていけ

れば、きっといつの日か水環境改善が成し遂げられると信じて、神に祈ろう。

 

 


 インド女性は、サリーを着こなし、顔立ちも整い美人が多いのだから、きっと

水もキレイにできるハズ!?

 

 つづく?
 

うぉータン | 水辺散歩 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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