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春とおからじ



梅の花が満開となり春の気配を感じられる頃、東アジアの春節(旧正月)の
祝賀ムードも終わり、日常を取り戻しつつある。今年の日本は穏やかな年明
けだったこともあり暖冬と思っていたら、1月中旬より寒気が入り込み、例
年通りの寒い冬となった。まあ、冬は寒い季節と決まっているのは当たり前
の話で、冬が暖かいなどと甘えていてはいけないのだろう。



暖冬の天気予想に気を緩ませ、ついウトウトとうたた寝しているとあっと
いう間に時が過ぎ去り、何することもなく年を取るだけだ。梅の香りに誘
われて、そろそろ冬眠から覚め、手始めにブログを書くことに、、、。
もっとも、冬眠をしていたと言っても、世界の彼方此方で、きな臭い事象
がいくつも起きて、おちおち眠ってもいられなかったのも事実だ。



1月年明け早々には、サウジアラビアがイランと国交断絶宣言をし、北朝鮮
で水爆実験が行われた。春節の前日には、北朝鮮が弾道ミサイル(人工衛星)
を発射し、中国では五大戦区改革発表後に初めて「戦備令」を出し南シナ海
の島に地対空ミサイルやレーダーを配備したことが伝えられる。
中東シリアでは、相変わらず紛争が続き、政府軍、反政府組織、IS等々と
いくつもの勢力が入り乱れ、米国、ロシア、トルコ等が加わって、どこに正
義があるのか訳がわからない。米国、ロシア主導による停戦合意も行われた
が、紛争の終結とはいきそうもなく、都市は無残に破壊され難民の流出が続
いている。どうも、日本が平和ボケして冬眠している間でも世界のならず者
達は、着々と軍事力による覇権拡張政策を進めているようだ。



特に、ご近所の北朝鮮による核実験は水爆であろうと無かろうと、人工衛星
だろうと弾道ミサイルであろうと看過することはできない。そして、中国の
中華思想に基づく覇権政策は油断も隙も無く、放っておけば南シナ海だけで
なく、東シナ海も乗っ取られそうだ。この東アジアの緊張は、いつ紛争勃発
してもおかしくなく、日本もいざという時の覚悟をする必要があるだろう。
世界中が平和を求めてるという理想は捨て、現実を直視しなくてはならない。
正月には初詣で、世界平和を願ったのだが、賽銭をケチったせいか、どうも
効果が無かったようだ。



日本にいては分からないが、穏やかな新年を迎えらえたのは、日本だけかも
しれない。世界の東端に位置する島国日本はなんて幸せなのだと改めて思う。
日本人の心配事と言ったなら卑近な身の回りの事象だけで、豊かな生活を得
ていながら、やがて訪れる老後や年金問題、認知症等々で悩んでいる程度だ。
そして、誰かを頼り、不平・不満を言い、政治に文句を言うことができる。
自由にそれらをできることが、恵まれ幸せなことと気づかなければいけない。
日本人には当たり前の自由や民主主義、安全や安心は世界では貴重なものだ。



住家を破壊され、命辛々国境や海峡を越える難民や、水や食料もなく飢える
人々の苦しみを考えれば、日本人の持つ悩みなんてたかが知れている。
これも、日本国土の地政学上の有利さと、日本民族の持つ能力と思い、日本
人に生まれたことに感謝したい。
しかし、国際紛争なんて関係ないと言っていられないところに、今の日本の
立場がある。特に、避けて通れない問題が世界経済低迷による影響だ。



血生臭い紛争や難民流入問題は、地政学上の有利さによって、関わり合いを
避けることはできるが、輸出入や、為替、株価などグローバル化した世界経
済の波からは逃れられない。かつての高度成長期に電気や自動車等の工業製
品の輸出で、現在の豊かな経済力の基盤を得ることができたが、時は移り、
産業構造は変革せざるを得なく安穏としていられない。最近でもかつて一世
を風靡した大手電機メーカーの会計不祥事、台湾企業による出資が話題とな
っているが、これも避けては通れない現実だ。



世界経済低迷の原因は、中国と原油価にありチャイルショック(China+Oil)
などと言われ、影響は他の新興国BRICsや資源国の経済低迷に直結している。
もっとも、我が身を思えば世界紛争も世界経済も論ずるほどの事を成してい
ずに、風下にて受け流しているに過ぎないのだが、それでも風当たりは強い。



世界との関わり合いは、自らが持つ環境技術を普及させるためここ10年ほ
ど海外へと出かけていったことだ。そして、悪いことに主に交流している国
が、中国をはじめとした新興国BRICsであることだ。
中国では、昨年合作提携した国営中央企業が組織改革のため事業の一時停止
を余儀なくされている。早い事業再開が待たれるところだが、その間にも中
国の環境破壊は止まらない。早く事業再開することが環境改善にも互いの利
益につながることを認識させたい。もう一つの大国ロシアにても2〜3年前
から交流が始まり、国営企業を相手にかなり盛り上がってはいるのだが、ク
リミア紛争や原油安によるルーブル安・経済低迷で合意までたどり着かない。
早く計画している S.Peterburgの河川・港湾の浚渫、水質浄化を実行したい
もの。ロシアの古都S.Peterburgへも、ぜひ訪れてみたいと思っている。



そして、南アフリカや南米などの資源国の景気も資源価格低下で振るわない。
資源国の鉱山排水による水質汚染は各国共通で、資源価格が高額に維持され
ていた頃は、鉱山排水処理の案件が次から次へと舞い込んだものだが、資源
価格低下により多くが凍結されてしまった。
ブラジルのリオデジャネイロでは、水質汚染によりオリンピックのセーリン
グやトライアスロンの選手の健康被害が懸念され、経済低迷は競技施設の遅
れなどオリンピック開催自体への影響も危ぶまれている。



しかし、各国の経済が低迷しようと資源会社の利益が損なわれようと未処理
の汚水は垂れ流され水質汚染は続いている。水質汚染と水不足は、世界共通
の大問題であり、水により人類の生命があり、経済も成り立っていることを
もう一度思い出すべきだろう。水が、食料も、工業製品も、エネルギーも、
経済活動全体を成り立たせ、私たちの生命を育んでいる。



水質汚染と水不足に、炭素繊維もMSC工法等の対策技術が必ず有効となる。
中国の河川や湖沼の水質改善、ロシアS.Peterburgの河川・港湾の底泥処理
ブラジルの未処理の生活排水、南アや資源国の鉱山排水を炭素繊維やMSC
で処理すれば、必ず環境改善は図れるはずだ。そうすれば、寒い冬もおわり
美しい水とともに春が訪れ、心も体もふところも温かくなる。

そんな春は、きっともうすぐだ。 冬来たりなば春遠からじ

春よ来い!早〜く来い!?
うぉータン | ちょっと言わせて | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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