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北京の空

北京 Beijing 

湖北省武漢から北京首都国際空港へは、2時間ほどの空の旅。
中国へは、度々訪れているというものの、北京は約1年半ぶりの訪問です。
久しぶりの訪問だからか、武漢から来たからなのか、北京の空がキレイ!

◇北京の空


以前の北京は排気ガスと光化学スモッグでいつもドンヨリ視界不良でしたが、
久しぶりの北京の空は青空が見えています。
これも国家の威信をかけた対策の成果なのでしょうか?!
青い空が当たり前と言えば当たり前なのですが、北京で見る青空は新鮮です。
もっともその対策は、有害ガス排出企業工場の強制撤去廃止あるいは内陸部
への強制移設ですから、最も効果的です。
これも一党独裁政権だからできることなのでしょう。
つまり強い政権があれば環境対策も一気に進みます。逆もまた真なりです。
しかし、北京や、上海のような国際的大都市での強制的な対策が進む一方で
内陸部へ追いやられた工場からは相変わらずの排出は続いています。
それが、武漢市のスモッグとなっているのかも知れません。

◇北京市内の高速道路


首都を貫く高速道路から見る空も青空が広がります。
この自動車からの排ガスも大気汚染の大きな要因でしたが、渋滞緩和の対策も
あり、北京市内を走るには日替わりでのナンバープレート番号制限があります。
自動車登録番号で、奇数、偶数であったり、さらに細かい番号制限などにより
対策が取られています。
これらの対策により、北京に青空が戻ったのです。
大気汚染は、もともとは広い大空を一部からの排出により汚染したものなので、
排出源を抑制すれば、大気の流れにより空気は入れ替わり、清浄化します。

しかし、水は違います。
見上げれば青空の戻った北京ですが、足下の河川の汚染状況は変わりません。

◇朝陽区の亮馬河


◇亮馬河のアオコ


朝陽区にある国際連合機関UN北京事務所の近くを流れる亮馬河を見てみると
ご覧の通りの状態です。
中国の河川を見慣れるとこれが当たり前とも思えますがそうではないのです。
北京の空に青空が戻ったように、北京の河にもキレイな水を取り戻さなければ
なりません。
しかし、水は大気と違って地球規模での入れ替えによる浄化はできません。
大気は文字通り国境は無く、ある意味無限のものでそれが気流より大気圏内を
循環することにより、入れ替わり浄化されていきます。
水も、蒸発や降雨により循環はされていますが、汚染物質は蒸発せず限られた
水域に留まり、汚染は濃縮されさらなる悪化をします。
さらに地域的に降雨量や日射などの気候条件、人口増による生活排水や工場
などからの汚染物質の排出により、地域的な水質悪化を招きます。

◇国際連合UN北京事務所


今回は、国際開発計画UNDPとのプロジェクトの打合せのため、この場所を訪れ
ました。中国と国連、何かそぐわないむしろ敵対関係にあるような気がしますが、
よ〜く考えれば、中国は国連の常任理事国なのです。そう、第二次世界大戦の
戦勝国の一つなので、敗戦国の日本より大きな権限を持っているのです。
そして、中国においても国連によるいくつかのプロジェクトが行われています。
その一つであるUNDPによる水プロジェクトに参加あるいは協働できるよう会議
をもちました。どうなるかはお楽しみという所です。
でも、UNDPも大きなプロジェクトを唱える前に目の前の河川の浄化をした方が
良いのではないでしょうか!?
UN北京事務所の周辺は物々しく公安により警備されていますが、のんきに釣り
を楽しむ人も見受けられます。このアオコの中でもきっと魚がいるのです。

◇亮馬河で釣り?


UNDPでの打合せがすんだ後は、その議題の一つでもあった内蒙古自治区にある
烏梁素海へ向かうため、北京首都国際空港へ向かいます。
内蒙古(内モンゴル)に水問題どころか水:湖があるのも知らなかったのですが、
地図を見てみれば、確かにあるのです。
とにかく見てみないと始まらないので、まずは空港へ、そして再び北京の空へ!
夕刻便なので久しぶりに空港で時間が取れました。

◇北京首都国際空港


◇北京ダックといえば「全聚徳」の土産店


◇出発入り口付近のモニュメント


やはり、航空便の出発には時間の余裕を持って、空港に着きたいものです。
最近どうも慣れがいけないのか、同行者がいけないのかいつもギリギリです。
せめて土産物屋を覗いたり、一休み腰をかけるくらいの時間はほしいもの。。。
と思いつつ、今回の旅程で少しばかりの余裕があったのはこの時だけでした。
そして、CA便にて内蒙古自治区包頭へ向かいます。

うぉータン | 中国 | 10:09 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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