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憲法記念日に思ふ

憲法記念日

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 国家の在り方を定める憲法前文に、理想化した国際社会を美化しているのは
お人好しと言うしかありません。日本人は、狭い国土の島国の中で、単一民族
にて、豊穣な大地と豊かな海産物に恵まれ、他国に侵されること無く生活をし
てきました。その結果、集団の中で、奪い合うのではなく、分かち合う、共同
社会を築いてきたのです。助け合い、仲良くしていれば配分がもらえたのです。
 人にはやさしく接し、人は皆良い人と教えられ、仲間はずれにならないよう
行動する習慣を身につけ、性善説で物事を考えるようになりました。
 この日本人の人の良さ、世界の平和を唱える背景には何があるのでしょう?



 世界を見れば、日本とは全く違う成り立ちをしています。欧州はアレキサン
ダー大王やローマ帝国がそうであったように太古の昔から領土の奪い合いをし
勝者が敗者の全てのものを奪っていたのです。奪うものは土地、食料、資源だ
けではなく、労働力や女性まで略奪し、犯し、民族そのものを増やしています。
大航海時代になれば、さらに領地を増やし植民地化しました。
 この歴史は、アフリカや中東、アジアに行ってみればよく判ります。第二次
大戦後にそれらの国々が独立国家となっても、宗教、教育、文化をはじめ公用
語は英語や仏語が多用され、政治、経済は欧米各国に依存し、重要な資源など
は欧米企業に押さえられています。現在もエリザベス女王を元首に仰ぐ大英帝
国が、世界中に存在することからもよく判ります。
 欧米人の頭の良いところは、まずは宗教により人民を精神的に押さえ、教育
を与えることにより個人に権利と民主主義を教え、次に圧倒的な武力によりそ
の国の領袖を打倒し、奪った領土から多くの資源を調達できるシステムを作っ
たことです。長期にわたる領土の奪い合いの経験から、民衆に武器と教育を与
え、時の王や独裁者を倒し、従順な市民に統治させ、統治するためのルールを
与え定め守らせ、生み出される利益を合法的に徴収しています。



 その経験則は、今でもしっかり行われ、貿易や金融など様々なルールが欧米
諸国の主導により実施され、近年では環境までもルール化され、気候変動枠組
条約では排出権取引なども定められました。地球温暖化対策の錦の御旗の下、
目に見えない地球温暖化ガスの排出権の量と値段を、取引材料にしてしまう狡
賢さです。この温暖化対策においても、日本は決められたルールをただ盲目的
に守ろうとするだけで、馬鹿正直な日本の総理大臣は、良い子になりたいのか、
国際会議にて大きな削減量を約束してしまいます。
 日本に距離的に近い大国「中国」においては、三国志に見られるように古く
から殺戮奪い合いの歴史を持っています。そのため、中国人は人を見たら疑え
信じるなと教えられています。大切にするのは家族身内だけ、他人を気遣うと
いう配慮はなく、個人の主張を通したいという自己優先主義なのです。むしろ
生き抜くためには、他を気遣う余裕が無かったというべきかも知れません。大
きな国土と国民を治めるには、国際関係に気を遣う必要も余裕もないのです。
 そして、中国人は長い侵略と略奪された経験から、狡猾に生きる術を身につ
けています。



 日本人はどうなのでしょう。

 日本人は、平和で豊かな島国で育ったおかげでみんな良い人です。
 そして、位置的に欧米列強各国から最も遠い東端にあるため、侵略されたこ
とがありません。完膚無きまで、戦いに破れ人民が殺戮され犯され焼き払われ
た経験がありません。鎌倉時代には、元寇など侵攻を受けましたが、神風のお
かげか難を避けています。そして、戦国時代の終わりに徳川家康が豊臣家を倒
してからは、264年間徳川政権の安泰が続きました。
 その徳川幕府が倒された明治維新でさえ小競り合いはあったというものの勝
海舟と西郷隆盛の話し合いにより江戸城は残り、徳川家も継続され江戸が焦土
と化すことはありませんでした。
 これらの歴史は、日本民族の仲間意識により仲良くやっていこうという調整
力の素晴らしさで、今の情緒溢れる日本があるのでしょう。
 そして、第二次世界大戦敗戦でも、爆撃はされたものの沖縄を除き侵略され
ることなく、戦勝国により、教育と民主主義、憲法を与えられました。それ以
来、米軍駐留により、国土を守ってもらい、自分達は平和を愛すると言ってい
るのです。



 勤勉、実直、ある意味優秀な日本人は、与えられた教育、民主主義、憲法を、
忠実に守り続け、戦勝国の忠実な働き手として、経済発展を遂げ豊かな日本を
築きました。しかし、ここへ来て世界は大きく変わろうとしています。この激
しい変化には、与えられたものだけでは対応できなくなっています。



 国の在り方を決める憲法前文に、国際平和の理想を掲げていることは、これ
はこれで日本人らしく良いことかも知れません。しかし、これでは、益々グロ
ーバルする世界で、狡猾な中国や欧米、台頭するアジアやアフリカ各国などと
対等に渡り合えるのでしょうか。
 今更、鎖国はできないので、もし、日本が、世界の中で自立した国家として、
政治経済にて主導的存在としてありたいなら、国家としての在り方、考え方を
改めなくてはいけないのでしょう。
 そのためには、まずは憲法改正でしょうか??
 でも憲法も所詮は、紙に書かれた文言にすぎません。大切なのは、日本人の
思想・理念ではないでしょうか。護憲も改憲も、その思想理念の基に行いたい。
それが、入り口論で止まっている今の国会にあるのか大いに疑問です。

 こう考えてみると、憲法から様々なものが見えてきました。そろそろ憲法のこ
とを考えるのは終わりにしますが、与えられることに慣れた日本人は、この先ど
うなるのでしょう?
 米国により、与えられた教育と民主主義を初めて受けて、苦労はあったものの
経済発展をとげた世代はもはや引退です。その親世代により、当たり前のように
与えられ育った、あるのが当たり前と思っている若者世代が、競争激化する国際
社会で生き残るには、与えられたものに不平不満を言っているだけではだめです。
自分で創り出す、取りに行く積極性が必要です。さあ、頑張りの見せ所です。 
 世界の中で、日本人の優れた力を示すためにも、世界に貢献しましょう!

 JWGの世界の水質浄化活動に参加しましょう!
うぉータン | ちょっと言わせて | 08:53 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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