9月の連休は騒々しい

日々喧々騒然!

 

 

やっと秋晴れの良い天気になったと思っていたら、台風18号の襲来でせっかくの連休が

騒がしくなった。土曜日に東シナ海からゆっくり本土に近づき、日曜昼前に九州鹿児島

に上陸、西日本に大雨を降らしながら日本列島を縦断、今朝には東北から北海道へ接近

している。住いする北関東も土曜日夕刻から雨となり、日曜日は一日中雨模様だった。

そして、今日は台風一過の快晴だ。

 

 

被災された各地の皆様にお見舞い申しあげます。北関東ではいくつかのイベントが中止

となったくらいで大きな被害は無くホッとしている。台風被害を避けるには、災害発生

しそうな場所に行かない、居ない、住まないことが賢明だろう。万が一住んでいたら、

早く避難するか不要不急の外出はしないこと。増水河川、決壊しそうな堤防、急傾斜地、

谷津と災害発生しそうな場所に近づかない、君子危うきに近寄らず、危険予知が重要だ。

せっかくの3連休行楽にでもと思っていたが、危険予知により中止し、しかたないので

できる範囲の仕事をこなし、今日はブログを走り書き。

 

 


ここのところ台風や大雨による洪水、土砂災害が甚大となり、昨今の地球温暖化の影響

だとも言われているが、水災害は古くから再三発生してきた。平成3年に日本縦断した

りんご台風”により各地に大被害が出たのは記憶に新しく、70年前に“カスリーン台風

が関東地方の利根川・荒川の堤防を決壊させ多くの死者が出ている。

 

 

台風や大雨、地震等の自然災害は、天空からの太陽光、地球内部の地殻変動やマグマ、

それらが起因する風や海流、海水温変動により引き起こされる。何が直接原因なのか、

何時、どこで発生するか解りづらく、自然を制御できないとすれば、いかに順応して

いくかだろう。

古来より人類は様々な地球変動、気候変動に対応してきた。できる限りの対応をして、

それでも発生する被害は受け入れるしかない。

 


台風が通過すれば、大気中の不純物を一掃して台風一過の晴天とともに、本格的な秋を

運んでくるだろう。雨は天からの恵でもあり、大地を潤し、動植物の生命の源となるの

だから、悪者にはできない。台風一過の秋には、豊かな水により育まれた美味しい秋の

味覚も与えてくれるのだから。

 

 

空から降るのは恵の雨だけではなく、ひょっとすると北からのありがたくない代物も落

ちてきそうだ。連休前15日の朝方にけたたましく鳴るJアラートに驚かされた。北朝鮮

が今年14回目となる弾道ミサイルを発射し、北海道上空を通過し太平洋上に落下した。

Jアラートは前回(8月29日)弾道ミサイル発射の際にも鳴ったので、いくらかは驚き

が小さかったが心穏やかではない。15日朝7:00には、職場にてメールチェック、返信を

書いているところだった。どこかで、何かが鳴っていると思い見回すとリュックサック

の中のスマホから、ひょっとしたら、またか?と見れば、やはりJアラート。

 

 

スマホ文面は、北朝鮮のミサイル発射を伝えるもの、我が身に被害は無いと思いつつ、

ちょっと緊張して、万が一の心の準備をする。具体的なとるべき行動は以下の通り。
・可能な限り頑丈な建物か地下に入る
・窓を閉め、ガス・水道・換気扇を停止
・窓から離れ建物中央に移動
・伏せて頭を守る、耳を塞ぐ
・肌を露出しない
・情報収集(ラジオを聴く、Net、TVを見る)
・まぶたを閉じ、閃光を見ない

 


Jアラートや避難訓練を大げさだ!具体性がないと、何んでも政府批判のリベラル左派

の輩がいるが、もしもの備えは危機管理の基本であり被害を減らすためには必要だろう。
前回のJアラートの際には、どこへ隠れるんだ?頑丈な建物なんて無い!と戸惑う人が

多くいたため、今回はいくらか文言も改善されている。スマホの文面も前日に改善した

との報道があったばかりだ。北朝鮮だけでなく、陸続きの何をしでかすか解らないなら

ず者国家が存在するうちはJアラートも重宝だ。だが、できることならばより早く目標

コースを検知して北海道上空を飛ぶミサイルならば北関東では鳴らさないでもらいたい。

 


いずれの国も、直ぐに日本を攻撃するとは思えないが、北朝鮮は「日本を核弾頭で海に

沈める」と宣言しているのだから、万が一の備えはとっておくべきだろう。

世界の全ての国や人が、約束を守るリベラルで常識人ではないことは、既知の事実だ。

国連安全保障理事会が対北制裁を満場一致で採決したが北朝鮮の暴挙を非難しながらも

その黒幕かも知れないのが常任理事国の二つの大国だ。それらの国を悪者というのは簡

単だが、異なる価値観、政治・社会思想、文化を持っていることを認め共存しなければ

ならない。全ての国が生物多様性を守ると同様に人種・宗教・政治・社会思想の多様性

も尊重することだ。多様性を認めないのが二つの大国であっても、台風のように避難す

るのではなく、早く理解し合えるよう、こちらから近づき我慢強く説いていくしかない。

 

 

連休中もそんなこんなで騒がしく、本来ならば不要不急の外出はせず家でゆっくり過ご

すはずが、そうさせてくれないのも二つの大国だった。なんやかんやのメールが来て、

メール対応だけでも大変なのに、中国からは国慶節前に来てくれと緊急ご招待の依頼?

これも、お仕事、環境改善、国際親善と思い広東省深セン市へ1人で行くことにした。

 

 

早速、お彼岸連休に航空券を手配したが直近の航空券手配は高くて席がない。やっと

金曜日夕刻発−日曜日帰りのJAL香港便を予約、香港経由深セン往復2泊3日強行軍。

帰り便は最後の1席だった。

国内では、1議席を争う選挙が行われる気配もあり、連休の騒ぎは収まりそうもない。


中国の水質改善に貢献することを期待しての中国行き、これで今週の連休も騒がしい。

 

 

 

 

うぉータン | 水辺散歩 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

9月の休日はいい天気!

日々黙々徒然

 

 

9月もそろそろ中頃にさしかかり、やっと天気も安定し爽やかな陽光が降り注いでいる。

直射の日差しはまだ暑さを感じるが、吹く風は涼しさを運び、穏やかな時間が過ぎ去る。
この初秋の休日、雑事の後の昼下がりは木陰でのんびりワインを飲みながら過ごしたい。

 


とはいっても、どうも最近はゆっくり寝てもしていられないのが現実だ。時に朝方には

けたたましく鳴るJアラートでたたき起こされ、寝付き頃には地震警報で驚かされる。

ボーッとしていると、頭上には北から発せられたICBMが飛び交い、いつ日本に落下

してくるとも限らない。地震や洪水等の自然災害も、いつ我身に降りかかるか解らない。

災いは忘れた頃にやって来るのだ。そんなことで、久しぶりにできた空き時間を休むこ

となく、ブログを書き、現実を直視して、そろそろ社会復帰の準備をすることにしよう。

 


思えば、今年は何か慌ただしく、生活に余裕を持てず、日常と非日常が入り交じり調子

が狂ってしまった。梅の花が咲く春先に近しい人が亡くなったことも原因かも知れない。

2月に実父が、3月には義父と相次いで亡くなった。全ての生命には限りが有り、いつ

かは死が訪れることは解ってはいたが、いざとなると喪失感があることは否めない。

 

 

通夜〜葬儀から49日法要、納骨、そして8月には新盆と、一通りの子としての弔いを

行った。初めての弔事主催であり知識不足から十分だったとも思わないが、勘弁しても

らうしかない。初めて喪主を経験させてもらい、やっと人並みになれたのかも知れない。

これが、長男として生まれた責任であり、親から子への最後の教えととらえよう。長ら

く不仲であった父子関係が、昨年末からの老人施設入所、入院と僅かな期間であったが、

やっと歩寄り、いくつかの会話といくらかの世話ができたことがせめてもの救いだった。

思いや願いはあれど、胸にしまい耐えた人の生き方が、わが身のDNAとなり生き続け、

そして子らへと継続されるのだろう。

 


プライベートな事象にかまけている間にも、世の中は動き続けて待っていてはくれない。
世の中で起こっているのは、北朝鮮の若将軍様による暴挙や、米国トランプ政権の迷走

だけではなく、況してや日本の与党政権支持率低下や民進党崩壊、女性議員の不倫騒動

だけではない。まあ、政治や経済での問題解決は、喫緊の問題ではあるが何が正しいの

か優劣が付けづらく、先を見通せない不毛であり、その道の専門家に任せるしかない。

森友加計問題なんてどうでも良いし、国会議員の不倫騒動なんて週刊誌ネタでしかない。

 

 

自分でできることと言えば、確実に人類に危機をもたらせている地球規模での気候変動

による水の偏在や、地球温暖化、水質汚染等の環境問題解決への関わり合いなのだろう。

 

 

今年の夏は、7月の梅雨明け頃に猛暑となったが、8月は雨が多くて猛烈な暑さは無く

過ごしやすかった。反面、夏らしさは感じられずにどこか寂しくもあった。せっかく、

準備した庭先の子供用Poolの活躍が、たった一日の楽しみでしかなかったのだから、、、
過ごしやすい日本の夏は、暑さが苦手となった身には歓迎であったが、周りを見渡せば

そうも言ってられないい。日本国内では大雨による洪水や土砂災害が多く発生している。

 

 

地球規模で観ても、水の偏在により洪水と干ばつの被害が起こり、最近でも米国にハリ

ケーン“ハービー”や“イルマ”が襲いかかっている。中国の沿岸部にもいくつもの台風が

上陸し、大きな被害が出たようだ。おかげで、広東省深センでは、予定していた河川の

水質浄化項目の実施が怪しくなっており、世界の異常気象は仕事実務にも影響がある。
水質汚染問題は、日本ではほぼ解決されたが、世界ではそうではない。経済発展を望む

発展途上国では、水質汚染は進んではいるが、解決への余裕はなく関心は薄い状態だ。

 

 

一定の経済成長を遂げている新興国では、環境破壊は無視ができない状況だ。そのため、

BRICSといわれる国々から、様々な情報と相談が寄せられる。最近、興味深いのは、

インドの聖なる川「ガンジス川」水質浄化プロジェクトが計画され、インドにそのため

のJWGインド支部が創設されることになった。

 

 

ロシアではバイカル湖やカスピ海の水質改善のプロジェクトが開始されロシアの母なる

川「ボルガ川」の水質浄化が求められている。

 

 

 

きっと、世界中にそのようなプロジェクトがあり、実行が待たれているのであろう。

全てのプロジェクトが実行され、それらに関わることができれば素晴らしいことだが、

まあ、そう上手くは行かないし、仮にそうなっても身が持たないことも事実だ。

できる範囲での活動を謙虚にじっくり行う事だろう。

 


秋の良き日、そろそろ動き出すべく何から始めるかじっくり思案だ。

昼下がりは居眠りしたいが、ゆっくりするのはまだまだ先にして、

 

これが神様ご先祖様から授かった仕事と思い頑張ります!!

 

 

うぉータン | 水辺散歩 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

お伊勢参り

伊勢神宮  別宮

 

お伊勢参り靴茲蠧匹

別宮とは、御正宮の「分宮」という意味で、御正宮についで尊いお宮のこと
皇大神宮(内宮)に10ヶ所、豊受大神宮(外宮)に4ヶ所の別宮がある。
外宮の全ての別宮|多賀宮|土宮|風宮|月夜見宮と、内宮の別宮|荒祭宮
|風日祈宮は、敷地内及び近くにあるので御正宮ご参拝の際に、参拝したが

内宮の他の別宮は伊勢市内及び周辺地に鎮座されているので、ちょっと足を

伸ばしてご参拝へ行くことに。

伊雑宮神田鳥居

 

 

伊雑宮(いざわのみや)
先ずは、志摩市磯部町にご鎮座する伊雑宮に。伊雑宮は、天照大御神の御魂
をお祀りし「いぞうぐう」とも呼ばれ、古くから「遙宮とおのみや」として
崇敬を集め、地元の人々によって海の幸、山の幸の豊饒ほうじょうが祈られ
てきた。別宮14社のうち伊勢国外のものは伊雑宮(志摩国)のみで、10
社ある内宮別宮の中で荒祭宮、月讀宮、瀧原宮に次ぐ順位とされている。

伊雑宮鳥居

伊雑宮


神田を持つ唯一の別宮で、毎年6月24日に行われる御田植式はとても雅な
神事で「磯部の御神田(おみた)」の名で国の重要無形民俗文化財に登録さ

れ日本三大田植祭の一つとされている。

伊雑宮神田

 


農業・漁業をお祀りする別宮らしく、海の幸、山の幸には欠かせないお神酒
として、伊勢神宮の唯一の御料酒「白鷹」の他「沢の鶴」も奉献されている。

伊雑宮奉献酒

 


月読宮(つきよみのみや)
伊勢市内に戻り、内宮からほど近い1.8kmの中村町にご鎮座する月読宮に。
宮域には同じ内宮別宮の、月読尊の魂を祭神とする月読荒御魂宮、伊弉諾尊
を祭神とする伊佐奈岐宮、伊弉冉尊を祭神とする伊佐奈弥宮の3社がある。

月読宮3/4宮(月読宮、伊佐奈岐宮、伊佐奈弥宮)


右から月読荒御魂宮◆月読宮 伊佐奈岐宮、伊佐奈弥宮い了擁無椶
並んで鎮座し、参拝は月読宮→月読荒御魂宮→伊佐奈岐宮→伊佐奈弥宮の順
が正しい。並びと、参拝順が違うのでややこしいが、これも神の習わしです。

月読宮

月読荒御魂宮

伊佐奈岐宮

伊佐奈弥宮


月読宮のご祭神は月読尊で、天照大御神の弟神で外宮別宮月夜見宮のご祭神
と同じ、「月を読む」と記すとおり、月の満ち欠けを教え暦を司る神である。
最高神天照大神の弟神の月読尊が祭神であることから、内宮別宮としては天
照大神の魂を祭神とする荒祭宮に次ぐ順位で、内宮宮域外の別宮としては最
高位の別宮。神様の世界は、格式や序列のはっきりと定まった社会のようだ。

月読宮3/4宮(伊佐奈岐宮、月読宮、月読荒御魂宮)

 


倭姫宮(やまとひめのみや)
月読宮より、少し市内に戻る内宮と外宮を結ぶ御幸道路の中ほどの倉田山に
鎮座する倭姫宮にご参拝。祭神は、日本神話で第11代垂仁天皇の第四皇女
と伝えられる倭姫命で、2代目の斎王として天照大御神に奉仕し、諸国を巡
幸したあと、伊勢の国に入り現在の地に神宮を創建した功神と云われている。

倭姫宮鳥居


別宮14宮の中で、創建が明確であるのは倭姫宮のみで1923年(大正12年)
11月5日に、ご鎮座されたという極めて新しいお宮。

倭姫宮


倭姫宮のある倉田山の西側には、緑のあざやか森林があり付近には伊勢神宮
の博物館である神宮徴古館・農業館、美術館、神宮文庫等がありこの辺りを
倭姫文化の森と言うようだ。これらの建物が立派なのにも驚くが、見物客が
少ないのにも驚く。伊勢神宮がこれだけ注目を浴び、内宮の駐車場は満車だ
というのに、これら施設はガラガラだ。まあ、折角だから一見の価値有り!

伊勢神宮を含め、これだけの施設を有し運営する神宮司庁という組織の実態

がどうなっているのか疑問ではあるが、これも神様の世界の話なのだろう??

 

神宮徴古館

 

これで、今回のお伊勢参りは終わり。まだ、別宮の度会郡大紀町に鎮座する
瀧原宮と瀧原並宮の2宮にはご参拝できなかったが、次の機会にすることに!

 

お伊勢参りが終われば、これからは観光の始まり!!伊勢志摩というように

伊勢神宮の周辺には観光地もたくさんあるので、ちょっと観光もしましょう!?

 

気が向いたら、つづく

 


 

うぉータン | 水辺散歩 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

お伊勢参り

伊勢神宮 周辺散策

 

お伊勢参り兇茲蠧匹

内宮をお参りした後は、宇治橋から五十鈴川に沿って続くおよそ800mの
通りある土産物店・飲食店街おはらい町で、B級グルメも楽しみの一つだ。

伊勢うどん


先ずは小腹を満たすために「伊勢うどん」。たまり醤油をベースにした黒い
だしに極太の柔らか麺は、正に伊勢のB級グルメで美味い?まあ食べられる。

赤福餅

 

すっかり全国的に有名になった「赤福餅」やわらかい餅と甘すぎない餡の
組み合わせが美味い。赤福本店で提供される赤福餅は、やはりひと味違う。

白鷹酒造

 

伊勢神宮の御料酒として全国唯一の白鷹酒造、伊勢の大御神の御饌として
毎日外宮の御饌殿殿に供えられる。店先でも頂けるようだが今日はガマン!?

猿田彦神社

 

おはらい町を通り抜け、大通りを一寸歩くと見えてくるのが猿田彦神社だ。

猿田彦神社

 

日本神話に出てくる猿田彦大神とその子孫の大田命を祭神とした交通安全
方位除けの神社として信仰されている。境内には、天照大御神が、天岩窟
(あめのいわや)にこもられたときに神楽を踊り大御神を再び現したという
芸能の女神であり、日本最古の踊り子天宇受売命(あめのうずめのみこと)
を祭神とした佐瑠女神社もあり、日本の神話と歴史の深さを感じさせる。

佐瑠女神社

 

猿田彦神社の次は、猿田彦大神縁りの興玉神石(霊石)が、鎮まるという
二見興玉神社に参拝に、かつて伊勢神宮を参拝する人たちが身を清める場

所として、神宮参詣者たちの宿泊場所としても栄えた名勝二見浦にある。

夫婦岩


ここで有名なのは「夫婦岩」男岩は高さ9m女岩は高さ4mで、二つの岩を
結ぶ大注連縄で結ばれて縁結び・夫婦円満・交通安全などにご利益がある?

夫婦岩のかえる

二見興玉神社の鳥居

 

海を眺めた後は、山手へ向かい伊勢神宮内宮の奥の院と言われる金剛證寺
お伊勢参りで必ず訪れる場所、内宮南方朝熊山にある臨済宗南禅寺派寺院
平安時代825年に空海が真言密教道場として中興、室町時代には神仏習合
から伊勢神宮の鬼門を守る寺として伊勢信仰と結びつき、伊勢の最大の寺
「伊勢へ参らば朝熊を駆けよ、朝熊駆けねば片参り」
伊勢市と鳥羽市を結ぶ山岳道路 伊勢志摩スカイライン の山頂付近にある。

金剛證寺

仁王門

 

総門から入り、石段を登ると山門(仁王門)が有り左右に怖そうな仁王様
境内に入れば、弘法大師が造った伝えられる蓮の花が美しく咲く連珠池が
あり、池の中頃に赤い太鼓橋が架けられ聖地と俗界との結界を表している

仁王様(左)

仁王様(右)

連珠池

 

御本尊の「福威智満虚空蔵大菩薩(ふくいちまんこくうぞうだいぼさつ)」
は、日本三大虚空蔵菩薩の第一位として広大無辺な福徳・威徳・智徳の三
徳を有する仏様である。本堂摩尼殿の前は、左右に牛と虎が寝そべり守る?。

本堂摩尼殿

虎 寅

金剛證寺本堂

 

お伊勢参りというと、外宮と内宮だけと思われがちだが、周辺には多くの
神社仏閣が存在している。古くから、伊勢地方が日本の信仰の起源と解る。
とかく宗教心は薄れがちだが、困ったときの神頼みや冠婚葬祭には神仏は
欠かせなのだから、せめてお伊勢参りの際には、感謝と祈願をしたいもの。
そして、宗教に頼らずとも生きていける日本の地勢、豊かさに感謝したい!?


さて次は、別院へお参りに!!

お伊勢参り犬つづく

 

 

うぉータン | 水辺散歩 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

お伊勢参り

伊勢神宮 内宮

 

お伊勢参りより読む

外宮から内宮へは、バスが頻繁に運行している。外宮入り口前に待機して

いる内宮行きのバスに乗り込めば10分ほどで内宮入り口へ到着する。

バス料金は少し高い気もするが、これも神様へのお賽銭と思えば高くない。
到着するバス停は、内宮の入り口「宇治橋」前の広場の直ぐ近くにある。

宇治橋

 

バスを降り、内宮方面にちょっと歩けば、直ぐに宇治橋の鳥居が見えるか

らわかりやすい。因みに、旅の楽しみのおはらい町通りは、バス通りから

五十鈴川側に並行して通っている。先ずは、内宮へお参りすることとして、

宇治橋を渡る。内宮では右側通行なので、宇治橋も右側通行だ。外宮は、

左側通行だったが、これは御正宮の位置によるもので神様の通り道は中央

参拝者は外側の遠い方を歩くのが礼儀のようだ。

宇治橋を渡る

 

宇治橋を渡り、右に曲がると広い参道が続く。ここも右側を砂利を踏みし

め進んでいく。やがて、神苑広場や火除橋を過ぎると右手に手水舎がある。

内宮参道

 

手水舎で清めるのも良いが、少し進むと川に下る道があり、川沿いに五十

鈴川御手洗場がある。川岸に石床を造り五十鈴川の流水で手や口を清める。

御手洗場

 

川の水を口に含むのは、大丈夫かなとは思うが、ここは川の水も御神水で、

尊い清水なのだ。まあ、伊勢の山々から流れ出た水なのだから問題は無い。

なにより、御手洗場より眺める五十鈴川は川霧が立ち神秘感がましている。

五十鈴川は川霧

 

五十鈴川の御神水で手や口を清めた後は、いよいよ内宮御正宮へと向かう。

道は大きく左へ曲がり内宮神楽殿をすぎると、左側に御正宮が見えてくる。

内宮御正宮は、石段を登った上にある。ここも石段からは撮影禁止なので、

写真はしたから取ってお終い。さすがに、人が多いがこれもしかたがない。
内宮(皇大神宮)は、神路山、島路山の麓、五十鈴川のほとりに鎮座され、

皇室の御祖神であり日本人の大御祖神である天照大御神をお祀りしている。

現在でも全国の神社の本宗として特別に崇敬を集め、平安末期より全国に

広がった国家の守護神として崇める伊勢信仰の発信地でもある。

御正宮

 

まあ、日本人の古来よる持つ森羅万象に神が宿り、全てから恵みを受け神

に感謝するという神道の総元締めというわけだ。昨今、世界中で蔓延する

他を認めない宗教対立や、それを起源とするテロ、殺戮、戦争を思えば、

日本の宗教観はなんて穏やかなものだろうと、感謝するしかない。これも、

日本という恵まれた地勢によるもので、日本人となれたことを感謝しよう。

御稲御倉

外幣殿

 

御正宮を参拝した後は、内宮に属する十別宮のうち第一に位する「荒祭宮」

にお参りに。参道を少し戻り内宮側に曲がり進むと神田から収穫した抜穂

の御稲が納められ御稲御倉や外幣殿等がありやがて「荒祭宮」が姿を現す。

荒祭宮

 

ご祭神は、天照大御神の荒御魂。神様の御魂のおだやかな働きを「和御魂」

と申し上げるのに対し、荒々しく格別に顕著なご神威をあらわされる御魂

の働きを「荒御魂」とたたえる。

風日祈宮橋より


参道を少し戻り、風日祈宮橋を渡って別宮「風日祈宮」へお参りに向かう。

風日祈宮橋は五十鈴川支流に架かる橋でこれも遷宮により掛け替えられた。

風日祈宮橋


風日祈宮のご祭神は、伊弉諾尊の御子神で特に風雨を司る神、級長津彦命、

級長戸辺命。雨風は農作物に大きな影響を与えるので神宮では古より正宮

に準じて丁重にお祭りしている。

風日祈宮

風日祈宮橋


参道に戻り、神楽殿脇を通り御厩から休憩所でもある参集殿方面へ向かう。

途中の右手には、神宮につきものの神池があるが、水質だけは神の力では

どうにもならないよう。まあ、神社の池は汚いのが日本の通説であり、そ

の神社の総元の池がこれならばと納得するしかない。しかし、鯉を飼う池

の水は透明度は高くキレイなもの、これは神の力なのか、ろ過装置の力な

のか神のみぞ知ること。

神池

鯉池


内宮のお参りも無事終え、再び宇治橋を渡り内宮を後にする。宇治橋は、

聖界と俗界との架け橋といわれ全長101.8mの純日本風木造反り橋。

宇治橋

 

宇治橋の外側と内側に立つ鳥居は、外宮・内宮それぞれの旧御正殿の棟持

柱が使われ、20年に一度の遷宮にて、橋は架け替えられ、鳥居は建て替

えられている。外宮・内宮・別宮そして鳥居、架け橋まで、木造により造

られ、建築にも関わる仕事柄(一応一級建築士)も感服するばかり。

おはらい町


これで、お伊勢参りの主用参りが終了し、近くの別宮や名所を巡ることに、

でもその前におはらい町で、一休み!?

 

それでは、腹ごしらえをした後は、猿田彦神社へ〜 

お伊勢参り靴つづく

 

 

うぉータン | 水辺散歩 | 16:00 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

お伊勢参り

伊勢神宮 外宮

 

人生一度は行きたいお伊勢参り、江戸時代から庶民の夢であった伊勢神宮

へとお参りに。今年は、G7による「伊勢・志摩サミット」が5月26日

〜27日に隣接する志摩市賢島にて開催されたこともあり、一段と注目を

浴びた観光スポットとなった。

一度は訪れたことのある伊勢市だが、多くの観光番組でも紹介されNHK

ブラタモリでも紹介されたのでブラリ訪れてみることに。仕事のついでか

ついでに仕事かは定かではないが、言い訳を言いながらの伊勢志摩観光を

行ったことがない人、行ってみたい人のためにチョイとご紹介!?

伊勢神宮は、衣食住の神様を祀る外宮(豊受大神宮)、日本人の総氏神様

を祀る内宮(皇大神宮)があり、その他に御正宮の分宮として格式のある

別宮が14カ所、43所の摂社、24所の末社、42所の所管社ある。

全てを回ることはできないが、御参拝順路としては、先ずは外宮から内宮

できる限り多くの別宮をお参りをすることに。

 


伊勢神宮の玄関口は「JR伊勢市駅」名古屋からは近鉄特急でも来ること

ができるが、新幹線の乗継ぎが便利なJR快速みえ3号で伊勢市駅に到着。
伊勢市駅を降りれば正面に大鳥居があり、外宮へと向かう広い参道がある。

 

 

さすが、お伊勢参りの入り口らしく、道の両側には伊勢名物の土産物屋や

食堂が連なっている。物見遊山でそぞろ歩けば、正面に外宮の杜が現れる。

 

 

信号を渡れば、もうそこは外宮、火除橋を渡り左手にある手水舎で手と口

を洗い清めてから参拝をする。左手に、勾玉の形をしているという勾玉池

があり、池畔には舞楽の舞台が常設され、中秋の名月の宵には神宮観月会

が行わる。花しょうぶもキレイに咲き誇り、雨のしずくが美しい。湖畔に

は20年一度行われる遷宮の資料を展示するせんぐう館もあるが、今回は

パスをしていざ外宮参拝。

勾玉池


表参道の入口に、先ずあるのが第一鳥居。伊勢神宮に来たときだけは鳥居

の下を通るときには、深々とお辞儀、敬礼をするのが日本人のたしなみ。

第一鳥居

 

続いてあるのが第二鳥居。鳥居をくぐり玉砂利を踏みしめてやさしい木漏

れ日のさす参道を歩けば自ずと清々しい気持ちになってくるから不思議だ。

両側には古木が立ち並び、いよいよ神様の元へ近づいている感がしてくる。

第二鳥居

 

右手に神楽殿があるが、通り過ぎ歩けば右手に御正宮の建物が見えてくる。

手前は、古殿地と呼ばれる遷宮にて、次に御正宮が建て替えられる場所だ。

御正宮


そして御正殿の正面へ立つ。内部は写真撮影禁止なので写真はここまで。

心を清め、衣食住の神様に感謝し、良きことがあることを願い参拝をする。

御正宮

 

 

御正殿参拝の次は、外宮内にある別院を回る。参道を少し戻り神池を過ぎ

右手には、外宮の土地の守り神である大土御祖神が祀られる別宮「土宮」。

土宮

 

さらに奥へ進めば外宮に所属する四別宮のうち、第一に位する「多賀宮」。

ご祭神は豊受大御神の荒御魂あらみたま。神様の御魂のおだやかな働きを

「和御魂にぎみたま」と申し上げるのに対して、荒々しく格別に顕著なご

神威をあらわされる御魂の働きを、「荒御魂」とたたえられる。

多賀宮


多賀宮をお参りして戻り、土宮に相対する位置に風の神である級長津彦命

と級長戸辺命をお祀りする別宮「風宮」がある。鎌倉時代の2度の元冦の

ときに神風を起こして日本を守ったとされる。

風宮


神楽殿手前から左へと進み北御門参道を行くと、御厩があり鳥居を潜り

火除橋を渡れば、外宮北御門から外部へ出られる。

北御門鳥居

 

外宮北御門から神路通を行くと、天照大御神の弟神で内宮別宮月夜見尊

をご祭神とする別院「月夜見宮」がある。月夜見宮は、月夜見尊と月夜

見尊荒御魂を一つの社殿に合わせてお祀りしていて、樹齢数百年の楠を

始め、たくさんの木々に囲まれた神域は、静かで穏やかな佇まいだ。

月夜見宮

 

再び神路通を外宮へもどり、神楽殿脇にある社務所にて御朱印を頂き、

外宮参拝は終了、バスにて内宮へ向かうことにする。

 

引き続いて内宮ご案内 お伊勢参り

 

うぉータン | 水辺散歩 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

広瀬川ぶらチャリ

広瀬川サイクリング


5月となり天候も安定し新緑が美しく、毎日の自転車通勤も目に優しく楽しくなる。
最近、自宅近所を流れる広瀬川に新橋が架かって、今まで迂回していた経路が直線
となり1〜2分の時間短縮となった。通勤が、スムーズになるのは良いが、今日は、
天気も良いので仕事場へ直行せず、新橋手前を右折して広瀬川緑道沿いを上流に向
かいゆっくり自転車で走ってみる。





広瀬川は、前橋市街を流れる利根川水系の一級河川、北に位置する渋川市北橘町で
利根川より分流して、伊勢崎市にて再び合流する。(前橋広瀬川)前橋市中心街を
貫き流れ、市街地の両岸には親水緑地と遊歩道が整備され、多くの市民に親しまれ
る都市河川だ。緑地には桜が植えられ1ヶ月ほど前には満開の桜が飾り、今は新緑
が萌える美しい景観を造り出している。



中心街を過ぎると、側道が一部途切れるが、再び前橋公園の北側にある柳原水門に
て流れを見ることができる。前橋公園は、明治38年に開園した市内で最も古く歴史
ある公園で、鶴舞う形の群馬県を形どった「さちの池」や、懐かしさ満点の遊園地
「るなぱあく」などがあり市民の憩いの場となっている。
柳原発電所



この水門は、群馬県企業局柳原発電所への分流のためで、広瀬川にはここから渋川市
の取水口までの約10km間に、群馬県企業局が柳原発電所、小出発電所、関根発電所
田口発電所の4つの発電所を、その他にも東京電力前橋発電所と(株)カーリット広桃
発電所の計6箇所の発電所がある。



小水力発電は最近注目をされてきたが、決して新しいものではなく、群馬県では古
くから整備されていた。東日本大震災以降、にわか自然エネルギー派が多く現れ、
太陽光、風力、地熱等々エネルギー転換を騒いでいるが、どれも安定した電力とは
ならず本格的対策にはなっていない。国の買取り政策にて、一儲けしようと大規模
な太陽光発電所が、数多く設置されたが、天候が安定しなければ発電効率は低下し、
買取り価格が下がり採算がとれなければ長続きしない。より問題と思うのは、無機
質な太陽光パネル等を自然の中に設置すること自体が、環境破壊であり日本の美し
い景観を台無しにしてしまうことだ。



太陽光や風力発電は、人工物の建物に設置して自己用電力を賄う程度が良いと思う。
その点、水力発電は、水を消費すること無く水の流れにより発電機を回転させるの
だから、再生可能エネルギーの優等生であり、発電効率は、原子力や火力に劣ると
しても、水量が豊富で一定の勾配をもつ日本には最適な発電方法だろう。
今後、技術革新により効率的な発電機が開発されれば、より高出力発電を得ること
ができるだろう。広瀬川にも、もっと簡単に発電設備を設置できるかもしれない。
もっとも、如何なる発電方法でも発電所の建設・運転は環境破壊には変わりなく、
無駄な発電は行わないこと、電気をできる限り使わないことが、環境に一番やさし
いことを忘れてはいけない。



柳原発電所を過ぎしばらく走ると、広瀬川は暗渠になり流れを見ることができない。
その経路上に「小出発電所」が現れ、西側には、群馬県のスポーツのメッカである
群馬県立敷島公園がある。陸上競技場、野球場、ラグビー・サッカー場、プール、
テニスコート等が有り、現役時代には毎週のように訪れた馴染みの場所だ。5月の
連休中は、隣接する前橋浄水場の開放があり、多くの見物客で賑わっていた。
小出発電所





さらに進むと左側(右岸)に東京電力の「前橋発電所」がある。広瀬川にある最も
古い発電所で、1933年運用開始から83年経っているのだから水力発電は長命だ。
原子力発電がいくら高効率でも、耐用年数40年と言われるので、電力会社も国家も
効率や利益優先にて原子力発電を推進するのではなく、水力発電中心にしていれば、
今日の問題は発生しなかったのでは?!。
前橋発電所





前橋発電所を過ぎ、左に群馬大学を眺め走ると、広瀬川正面に関根発電所が現れる。
広瀬川を遮るように設置されているので、全水量利用の大きな発電容量なのだろう。
関根発電所





関根発電所の貯水池を過ぎると、広瀬川西側に群馬総合スポーツセンターがあり、
多くの人々がスポーツを楽しむ。主にアリーナ、体育館、武道館などの屋内競技
場が整備され、敷島公園競技場と共に、群馬県のスポーツの主会場となっている。



スポーツセンターの北側には、数年前開通した国道17号線前橋渋川バイパスが走り、
広瀬川上は高架橋となっている。前橋市街から唯一、広瀬川の上に被さる高架橋だ。



高架をくぐると正面に水門がある。この水門から、前橋市の北部を流れる桃の木川に、
分流をしている。そして、この水門周りだけが整備されておらず、側道も途切れる。
遠回りも面倒なので、水門脇の未舗装の畦のような道、空き地を自転車を押して通り
抜けると、再び側道となる。
何年経っても同じ状況なのは、土地収用の問題か?国道工事の影響なのかは定かでは
無いが、早く側道を開通させて欲しいと願うばかり。



そして、またしばらくにて、横断道路にて側道が途切れ、上流に田口発電所を望み
左は利根川沿道に近接し、利根川の向こう側には榛名山が美しく連なる。



上流へ向かう道を探し、右集落の中の生活道を抜けると正面に発電所施設が現れる。
国道17号に面した入口から進入すると、正面に「田口発電所」正門、右手に(株)カ
ーリットの「広桃発電所」、間の小道を行くと「広桃発電所」貯水池の脇に出る。
田口発電所   広桃発電所






流入水路に沿って行けば国道17号にぶつかり、気を付け横断すると「広桃発電所」
の流入水路が国道沿いに流れ、その東側を「田口発電所」流入水路が流れる。



二つの水路を流れる水は、発電所から1.5kmほど上流にある阪東橋脇取水口より、
取水され、計6箇所の発電所にて利用されても、水量を浪費すること無くさらに
流れて再び利根川に合流する。この間には、農業用水や工業用水と様々な用途に
利用され、市街地では市民に潤いを与えてくれる。
広瀬川の水が、私たちの経済や生活を支えてくれていることを実感する。



取水口付近は暗渠となるため、国道17号に出ての利根川に架かる阪東橋を渡ることに。
阪東橋は、古くから渋川市の入り口として年中混雑していたが、関越高速道やバイパ
スが開通した後は、交通量はめっきり減り通りやすくなった。



自転車で橋の歩道を行き、渡り切ったら河川敷へと下りてみる。利根川西岸には公園
が整備されプールやゴルフ場なども有り、渋川市民の憩の場所となっている。
川岸に腰を下ろし、堰を流れる水飛沫を眺めていれば、疲れも吹き飛び気分爽快だ。



利根川の西岸には、利根川サイクリングロードが、この上流の吾妻川合流まで続い
ているので、もう少し足を伸ばしブラチャリを楽しむことにしよう。

気分が向いたら続く
 
うぉータン | 水辺散歩 | 13:00 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

春は優しくない!?

優しくない

春爛漫の桜の盛りは、関東の平野部では終わり、桜前線は北へ上へと移動
した。これから山間部や東北地方が、桜の見頃となるだろう。桜は、日本
の各所へ順次、春の訪れを告げ、ソメイヨシノが散っても、遅咲きの八重
桜のピンクが景色を彩り、春本番の気配を感じさせる。
 


今年の桜は、3月下旬の初夏を思わせる天気により一気に開花して満開と
なったが、それも束の間、満開後に天候は冬に逆戻りして、霙混じりの冷
たい雨が降り続き、所により雪になってしまった。満開の桜に降る雪は、
これまた「風流」だが、できれば穏やかな気候の下で桜は楽しみたいもの。
春の訪れを祝う新しい始まりの宴は、天気もやさしくあってほしいものだ。



しかし、春の天気は不安定で、気温の変化が激しいことが特徴。冬の冷た
い空気が上空に残り、その冷たい空気と春の強い日差しが混じり合い、天
気が激しく変化する。大陸からの高気圧と低気圧が交互に日本付近を通過
するため、天気は2〜3日周期で変化して、晴れたと思っても翌日には雨
となってしまう。諺にも「春に三日の晴れ無し」と言われる通り、目まぐ
るしく天気が変わるのが春なのだ。春となったら、毎日明るい春色の花々
一杯の暖かな陽光を期待したいが、春はそんなに優しくない!。
 


厳しい寒さの冬から、暖かい穏やかな季節となるには、さらに試練がある
のだろう。その試練を乗り越えて咲くのが「桜」、だからこそ満開の桜は
美しく感動を与える。この春の試練こそが、桜の美しさを引き立てる「春
の優しさ」なのかもしれない。満開の桜の下の花見はありがたく、嬉しさ
喜びも倍増する。桜が、年柄年中いつでも咲いていて、簡単に花見ができ
たら、きっと面白みはなく感動も与えない。
いくら科学技術が進歩しても、季節の営みまで簡単に変えて欲しくない。
 


その意味で、容易いやさしさはいらない。どうも最近、やさしいモノ、優
しい人が増えすぎている。コンピューターは益々簡略化して、PCからタ
ブレット、そしてスマホに変わり、メールやラインで、メッセージを送る
だけで、世界中の誰とでもコミュニケーションできる。SNSで、情報を発
信し共有し合う。これは、素晴らしいことだが、本当に誰にも必要なのだ
ろうか。仲間と簡単に繋がれる反面、何か大事なモノを失っているのでは
ないだろうか。ガラケー愛用者にとっては、ちょっと気になっている。
 


自分と異なる国籍、民族、宗教、文化、年齢、性別、学歴、立場役職等々
の人達と会話、論議をして互いを尊重し、理解し合うことは大切なことだ。
しかし、直接的な対話術を鍛えることも、持つこともできなくなっている。
その結果、世界中で争いは絶えず格差は拡大し友達や家族との絆も薄れる。
外国語は話せても、面と向かい立場の異なる人と意見を交換し合い、理解
し合う話し方ができなくなっている。理解されないと、ひがんで口をつぐ
み、時として武器を手に取り攻撃的となる。これは、ごく身近な人間関係
友達、上司と部下、兄弟、夫婦、親子でも同じことだ。



反面、優しい人も増えている。優しい人は理解しようと聞いてくれるから、
話し下手でも解ってもらえる。それは、母親が赤ちゃんが泣いただけでそ
の要求をおもんばかるのと同じだ。幼少から、優しい母親におもんばかっ
てもらい育った優しい人達は、人を思いやり、人のためにが大好きだ。
優しい人達といると居心地が良く、その輪から出たくない。母親の胎内と
同じく、気持ちが良いのだ。結局、いつまで経っても、立場の異なる他人
と理解し合う術は習得できない。
世の中、全てが母親のように優しい人ではないことを早く悟る必要があり、
そして違う立場の人が、より自己を高めてくれることを知るべきだろう。



桜は、厳しい冬の寒さと春の雨があって美しい花を咲かすことができる。
人も、寒さに耐えたからこそ、桜を美しいと感じ、共に喜びを共有する。
ライオンは子供を谷底に落とし百獣の王となり、麦は踏まれて強くなる。

花冷えも春の優しさと思い、新しい季節を満喫しよう!?

 
うぉータン | 水辺散歩 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

桜満開!だけれども?



桜が満開である!今年は、3月の気温が暖かかったためか、例年よりいく
らか早く3月末に開花し、4月最初の週末に満開を迎えている。
東京では、3月最終週が満開だったようだが、北関東では一週間遅くなり
今週末だ。
 

 
4月は、新年度の始まり、入学や入社など、新しい出発の時、これから始ま
る新しい人生を祝福する月。桜満開の入学式は、ピカピカの一年生にお似合
いだし、小学生でなくとも大人だって始まりの時に、満開の桜で飾られるの
は嬉しいもの。きっと、人生の門出の時の桜は、忘れられない思い出となり、
何年経ってもこの時期になれば思い出されるものだろう。
 

桜の時期はそんな始まりの時でもあり、寒かった冬から暖かな春になりコー
トを脱ぎ、華やかな装いとなる心躍る時。そして、満開の桜を愛でるのが日
本人の古くからの感性で、習慣となっている。満開の桜の下に近しい人達と
集い、料理や酒を酌み交わし、春の訪れと、これから始まる新しい始まりを
祝う。もっとも、最近は、惰性で花見を行い、単に酒を飲む口実となってい
る感もあるが、まあ、理由はともあれ、美しい桜の下での宴は楽しいもの。
 

 

 
しかし、桜は満開になったがどうも天候が思わしくない。週末に近づき曇り、
小雨模様となり、気温も低く肌寒くなった。花曇り、花冷え、花寒むという
言葉もあるとおり、春は天気が変化しやすい時期でもある。太平洋沿いに南
岸低気圧が停滞すれば、関東地方の天気はさえない。
天気のことなので仕方ないが、週末の花見を楽しみにしていた人達にはガッ
カリ。何より、この日とばかりと花見客を当てにしていた屋台の面々は、商
売あがったりだ。
 


 

 
こんなこともあろうかと、桜が一気に開花しだした週初めの暖かな日に夜桜見
物をして正解だったと自己満足。長年、花見をしていれば、花見時は見当が付
き、いつ見るか?今でしょう!と、思い立ったら直ぐに見に行くことだ。
 

 

 

週末には、花曇りでも花見客が増えるので、そんな桜の名所を自転車に乗っ
て巡ってみたが、気になることは、花冷えのせいなのか花見に元気がない。
若い頃から、満開の週末には、仲間とこぞって、大騒ぎをした身にとっては、
ずいぶん雰囲気が変わったと思う。
 

花見を楽しむには、満開の桜、晴天・無風・暖かな気温、美味い酒と肴、一
緒にやる仲間・同僚・家族、盛り上げる芸達者と綺麗どころ、場所取り係、
仕切る者と、準備をする者など様々な役割と条件が必要になる。
全ての条件が必須でも無いが、より楽しく華やぐ花見としたければ準備万端
揃えたい。まあ、大勢で騒ぐばかりが良いのではなく、独り静かに(寂しく)
見る桜も風流だし、2人で見る桜もきっとロマンチックなのだろう。
一年に一度の春の訪れ、それぞれに楽しみ、楽しめれば良い。
 

 
そして、どんな花見も楽しいものと思いたい。寒い冬も何時までも続くので
はなく、春は必ずやって来る。そして春になれば、冷たい北風が暖かな春風
にかわり、雪や氷が溶け、野山に花が咲きだし、桜の満開が春の訪れの最終
章。たとえ、運悪く、花曇り・花冷えだって、春は間違いなく来ているのだ
から喜びたい。
 

 

 
何事も、全てが上手くいくなんてことは無いもの。寒気は必ず過ぎ去り、春
が訪れ、やがて夏となる。来週には、桜の花が散り、若葉の季節が始まる。
咲く桜も美しいが、散る桜も美しく、そして若葉の頃も良いものだ。
 
季節の移り変わりを楽しみ、自然を愛で美しい水環境を造っていきたいもの、
世の中、より良くなっていくものと信じたい!?



 
うぉータン | 水辺散歩 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

鯉的恋

    産 卵

水辺のざわめきは何かと思えば、水面をバシャバシャ叩くは、鯉の群れ、
50cm以上はあろうかという鯉たちが、組んずほぐれつ絡み合ってます。
そう、4月から5月は鯉の恋の季節なのです。



鯉は水温が18~20℃位になると本能・恋心?が目覚め、産卵を始めます。



一般的には、浅瀬のアシやマコモなど水草に産卵しますが、流木や木の根など
にも産卵するようです。
よーく見ると、あちらこちらに鯉の姿が見受けられます。





ここは、浅瀬といっても流れは速く、水草があるわけでもなく産卵には向かない
気がしますが、そんな無用の心配などいらないようでバシャバシャお盛んです。
鯉の産卵時は、尾びれで激しく水面を叩きながら行うことから「ハタキ」などとも
呼ばれています。





さらに見渡せば、岸辺付近にもたくさんいます。



鯉にとっても恋は大事な営み、産卵は神聖なものなので邪魔をしないようにと
思いますが、近くで見ている人間など気にする様子もなく励んでいます。
この人の目を気にしない繁殖力が明日を生き抜く力なのでしょう。
少子化で悩むどこかの国の、草食系男子にも見習わせたいものです。



鯉は淡水魚の中でも生命力が強く、日本では多くの河川や池、湖に生息します。
ただ生きてるなら、かなりの泥水の中でも、アオコがあっても生きています。
しかし、鯉が恋をし繁殖をするためには、恋に適した素敵な環境が必要です。
そして、産卵のためには、アシやヨシなどの水生植物が必要なのです。
アシやヨシは水質改善にも貢献しますが、それは植物が吸収できる範囲の
栄養塩類のみです。
それ以上の汚染には対応できず、このような環境では鯉も生きていけません。
鯉の恋を実らすには、まずは水を汚さないこと、キレイにすることが大切です。



こんな身近な川の中でも、自然の生き物の営みが繰り返されています。
自然は、遠く離れた景勝地や、高原などだけにあるのではないのです。
私たちのごく身近な周辺にもたくさんの自然があることがわかります。
そう、私たちはいつも自然と共生しているのです。
そして自然は、私たち人間だけのものではありません。

多くの自然が存在する山河、海洋などの自然は破壊してはいけないのです。
観光や行楽で自然の中に出かけるのも良いけれどそれは人間の我欲です。
人間の我欲は、多くの自然を破壊してしまっています。
その意味では、人は皆共犯者です。
原子力発電も、風力発電も所詮は人間の我欲によるエネルギー調達です。
自然破壊をしていることには変わりはありません。
どこで自然との調和、共生を図るか、それを考えるべきなのでしょう。
人間の我欲を抑制し、経済的豊かさだけを求めることはもうよしましょう。
一度破壊された自然は元には戻らず、汚染された水をキレイにするために
さらなるエネルギーを使うのでは意味がありません。
求めることはそもそもエネルギーをできる限り使わないことなのです。
自然修復や、水質浄化もできる限りエネルギーを使わないことが肝心です。
でも、我欲のない生活、人間もつまらないものですが、、、
何事も、ほどほどのバランスある生活をすることにしましょう!!

うぉータン | 水辺散歩 | 11:55 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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