RWC 2019

JAPAN日本2019

 

 

KNOCKOUTFINAL

 

 

ラグビーワールドカップ2019日本大会が,11月2日(土)横浜国際競技場で最終試合
となる決勝戦が行われ、南アフリカがイングランドを32対12で破り、優勝した!
これで、9月20日(金)日本対ロシアの開幕戦から44日間に渡り開催されたラグビー
世界NO1を決める祭典が幕を閉じた。

 


大会期間中、開幕戦こそテレビ観戦となったが翌21日からは毎週末に東京スタ
ジアムあるいは横浜国際競技場に通い、世界の強豪達のラグビーを楽しんだ。
日本代表の試合は、残念ながらチケットがとれず観戦できなかったが、死の組と
言われたPool-Cの試合を中心に計10試合のチケットを購入し観戦計画を立てた。
そして、台風の影響による中止(ENG vs FRA:横浜)と諸事情にて観戦しなか
った熊谷Packの試合を除き、スタジアムで直接観戦して応援することができた。

 


残る試合の多くもTV観戦、Live・再放送・録画にて全試合を観ることができた。

決勝トーナメントからは日本代表を応援したいと、日本のPool-A2位通過を予想
してチケットをとったが、日本代表の予想を超えた素晴らしい活躍によりプール
戦で優勝候補のIreland、宿敵Scotlandを見事に破りPool-Aで全勝し1位通過と
なった。日本人として嬉しい誤算ではあったが決勝トーナメントも日本代表をス
タジアムで応援することは叶わなかった。これも不徳の致すところで致し方ない。

 


Pool-A1位の日本は、準々決勝でPool-B2位南アフリカと対戦し、フィジカルの
差からノートライに押さえ込まれ、善戦はしたものの敗れ、優勝への夢は潰えた。
それでも、優勝候補筆頭NewZealandのPool-Bでの1位通過を予想してチケットを
とったので決勝トーナメントはNewZealand戦を楽しむことができた。1回戦準々
決勝では、日本に敗戦したIrelandとの対戦となりNewZealandは難なく圧勝したが
準決勝では、打倒NewZealandに燃える元日本代表監督のエディー・ジョーンズ率
いるEnglandとの死闘となりEnglandのこの一戦にかけたフィジカルの前にゲーム
を失った。万全と思われた強者も敗れることがある、人生ままならないことを学ぶ。

 


負けたNewZealandは、3決へ回ったが世界最高のラグビーチームであり、ボール
ゲームとしたら、実力はNo1であることは間違いなく、その証拠に、決勝戦前日
に行われた3位決定戦では、6カ国対抗王者Walesに対し6tryを奪い快勝した。
決勝は、NewZealandを破り2度目のチャンピオンを目指すEnglandと、準々決勝
で日本を圧倒し、準決勝でWalesとの接戦を制したSouthAfricaとの対決となった。

 

 

決勝戦当日、横浜国際競技場には世界中のラグビーファンが集まり、スタジアム
へ向かう新横浜駅から徒歩15分の沿道にはEnglandの白地に赤十字、SouthAfrica
の深緑のジャージや衣装を身に纏う両国応援団はもちろん、既に敗れ去った国々
のジャージを着た多国籍のファンが溢れ、Beerを飲みながら開戦を待っている。

 


スタジアムには2時間ほど前に着いたが、既に会場内は人々で溢れ、Beer片手に
ラグビー談義?をしている。様々な催しも行われHeineken Beerの売店前は長蛇
の列ができている。当日の観客数は同会場新記録となる70,103人、スタジアムは
世界中のラグビーファンで溢れかえった。キックオフ1時間前には観客席は満席
となり、スタジアム内はEngland応援歌「Swing low, sweet chariot,…」大合唱、
Beer売子は大忙し、BeerBarに長蛇の列、おかげで男子トイレも長蛇の列となる。

 


試合前の国歌斉唱でスタジアム内は興奮は頂点に達しキックオフの笛が吹かれた!

 


結果は、両チーム共素晴らしいプレーだったが、南アフリカが勝り3度目の優勝!!

 


試合後には、晴れがましく表彰式が催され、両チーム選手、スタッフに金・銀メ
ダルが、南アフリカ主将に、秋篠宮さまからウェブ・エリス・カップが渡された。

 

 

これをもって44日間のラグビーワールドカップ2019日本大会が無事閉幕となる。

 

 

開催前には、日本で行われるラグビーワールドカップを危惧する声もあったが、
チケットは完売し、観客動員数は延べ170万4,443人、各地のファンゾーンにも多
くの人々が訪れ、大会期間中の全会場合計で約113万7千人が来場し、合計すれば
延べ283万人超がラグビーを楽しんだ。「にわかファン」という新たなファンも多
く生まれ、歴代最高視聴率を記録したというテレビ観戦者も含めれば日本中が興
奮と感動につつまれた。参加各国選手や応援の人々からも多くの賛辞が開催地や
日本人に送られ、世界中から訪れたラグビーファンが礼儀正しく友好的であって
問題行動を起こさない紳士淑女であったこともラグビーの魅力として認識された。
ラグビーワールドカップ2019日本開催は、経済面も含め大々成功だったのだろう。

 

 

英国発祥のラグビーは「紳士のスポーツ」と言われ、その由縁は一般的には貴族
や富裕層などの上流階級が広めたことにある。長身で重い体躯+スピードが有利
なスポーツは、金持ちしかできないとの意見もあるが、英国のラグビー校で始め
られ、名門校の寄宿舎にて鍛錬されたスポーツは、規律正しくルールを守ること
が義務づけられる。長身で頑健な体躯の大男達がスクラムを組み、タックルをし
モールやラック等で体をぶつけ合い、ボールを奪い合うゲームでルールを守られ

なければスポーツではない。ルールを守れず、自制できない選手は、反則を犯し
相手にPGを与え、重い反則となればシンビン、→退場となり試合には勝てない。
結果、反則をしない、ルールを守る選手で構成したチームが強く、統率のとれた

チームプレー、厳しい練習に耐える精神力、自己管理能力が、選手に求められる。
現にW杯でもベスト8に勝ち上がったのは、反則を犯さない規律正しいチームだ。
結局のところ、ルールを守ることのできる規律正しい人:紳士のスポーツとなる。

 


国際連盟ワールドラグビーが、公式に定めるラグビー憲章には、次の5つの価値
「品位」「情熱」「結束」「規律」「尊重」であり、礼儀正しく、お互いを尊重

し合い、試合で全力を尽くし、一旦試合が終わればノーサイド(敵味方なし)
と言われるように、友好を深める伝統のあるスポーツこそが“ラグビー”なのだ。

 


正しくそのラグビーを堪能できた ラグビーワールドカップ2019日本大会 だった。
そして、ラグビーを愛するファンとして観戦、参加できたことに喜びを感じたい。
4年後開催されるラグビーワールドカップ2023年フランス大会が楽しみになった。

 


日本代表がさらに強化されてベスト4、さらに優勝も狙えるチームになれるか!?
自らフランスに観に行ける体力と財力を維持できるよう、今日から節制しよう!?

 

 

 

 

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RWC 2019

RUGBY WORLD CUP 
 

 

JAPAN日本2019

 

 

 

やったー!日本!ありがとう!!そして、おめでとう!!

 

ラグビーワールドカップ2019日本大会のプール戦最終試合で、日本代表がスコッ
トランド代表から4トライを奪い完勝、プールA1位通過:ベスト8が決定した!

 


誰しも願ってはいたが、まさかの快挙だ。もっとも、そのまさかは予選プール第
2戦のアイルランド代表との接戦を制したことから始まる。第1戦にて格下のロ
シアに勝ったのは順当として、アイルランド代表はWC開始時点では世界ランキ
ング1位であり、大型FWと俊足BKが揃い、堅実な攻守、基本に忠実なプレー
スタイルにより2018年欧州6カ国対抗で全勝優勝、同年NZオールブラックス
にも勝利している優勝候補だ。

 


そして、実力通り第1戦のスコットランド代表戦では4Tを奪い完勝している。
この試合は横浜スタジアムにて観戦したが、アイルランドの強さは本物だった。
日本は、アイルランド戦勝利後でも、まだ予選プール1位通過の100%確証は無

く、前回2015年イングランド大会での、南アフリカ代表戦の歴史的勝利からの

スコットランド戦の大敗、そして、予選プール敗退という悪夢がよみがえる。

 


それでも、第3戦のサモア代表に完勝し、いよいよ最終戦のスコットランド代表
戦は、日本代表の頑張りと勝利を信じて応援するしかない。日本がアイルランド
に勝ったことにより、惨敗したスコットランドに比べプール戦突破は断然有利と
なったが、日本がスコットランドに大敗してしまえば、敗退となってしまうのだ。
しかし、スコットランド側から見れば日本に4T以上取り大勝しなければプール
戦敗退となってしまう崖っぷちだ。そして、今度はまさかの最悪のケースが無い
ことを心の片隅に秘めて、キックオフを迎えた。

 

 

KO早々、崖っぷちスコットランドが日本ゴール前に攻め込み、6分中央ラック
からSOラッセルが対面のPRとSHのミスマッチをついてT!Gも決まり0−7、
ヒョッとしたら?と不安が掠めたが、そんな不安は日本の攻勢に直ぐに吹き飛び、
日本は17分中央付近ラックからショートサイドにラファエレ、松島、福岡を立
たせ、ラファエレからの飛ばしパスを受けた福岡がライン際を駆け抜け、内側を
フォローする松島にオフロードパス、松島は快足を飛ばし左中間にT、田村のG
も決まり7−7の同点とし、25分にはHO堀江のスピン突破から連続オフロード
パスにより最後はPR稲垣がゴール中央に飛び込みT、さらにハーフタイム間際の

39分に中央付近ラックから、ラファエレがDライン裏に転がしたキックを福岡が

巧みに取り左中間にT、Gも全て決まり、前半を21−7で折り返した。

 


後半に入っても、開始直後に福岡の相手ボールを奪ってからの独走により中央T
(G成功)28− 7とリードし勝利をグッと近づけた。その後、スコットランド

の猛攻により2Tを奪われたものの28−21でノーサイド、日本が勝った。

スコットランド代表との死闘を制し、プールA4戦全勝で悲願のベスト8入りを
決めた日本代表は、プールB2位通過した南アフリカ代表と対戦することが決定。
日本代表は、WCが開始されて以来連続9回目の出場にて初めてのプール戦突破、
ベスト8に進出することができた。

 


南アは、WCで2回優勝の強豪で、今回のWCに向け順調に強化を図る優勝候補。
日本代表は、前回WCで「ブライトンの奇跡」と言われる勝利を得たが、直前の
9月6日の熊谷での前哨戦では7−41にて、良いところ無く敗れている。
ここは、20日に横浜国際競技場にて行われる準々決勝にて、アイルランドとの
「静岡の奇跡:勝利」に続き「横浜の奇跡」を起こして欲しい。いや、もう既に
奇跡とは言わせない実力による勝利を得よう!勝利に向かい一丸となって応援だ!!

 

 

本来なら、日本の準々決勝戦は東京スタジアムで直接応援したかったのだが、残
念ながら20日のチケットを持っていない。持っているのは前日19日同会場で
行われるもう一つの準々決勝プールB1位(ニュージーランド)vsプールA2位
(アイルランド)戦のチケットだ。申し訳ない、日本のアイルランド戦勝利を確

信できずプールA2位を予想し、決勝トーナメントはプールA2位の勝ち上がり

の準々決勝、準決勝、決勝のチケットを買ってしまった。残念だがしかたがない。

 


プールB1位ニュージーランド All Blacksは、ほぼ予想できたので、日本代表と
の対戦を楽しみに、どちらが勝っても決勝まで観戦予定だった。まあ、予想が外
れたのは結果良しとして、準々、準決は強豪同士の高度なプレーの対決を楽しみ、
日本代表応援はテレビで行い、日本代表が決勝戦へ勝ち上がりニュージーランド
と決勝にて対戦することを期待しよう!!

 

 

RWCは「4年に一度じゃない!一生に一度だ!!」の上手いコピーに乗せられ、
9月20日のオープニング試合からほぼ全試合を観戦し、翌21日から毎土曜日
には東京スタジアム or 横浜国際スタジアムに通い観戦している。やはりRWC
は現場に行って、外国応援団とビールを飲みながら観戦しなければ本当の面白さ
は判らない。ハイネッケンビールがもう少し安ければ、言うことないのだが、、

 


10月12日予定のプールC1位決定戦イングランドvsフランス戦が台風19号
の影響で中止になったのは残念だったが、天気ばかりは不可抗力でしかたがない。

ラグビーは40年以上プレーし、50年近く関わった唯一無二のスポーツ競技だ。

 


そして、RWCを日本で観戦できるのは一生に一度だろう。こんなに盛り上がる
素敵な遊びである好きなスポーツを継続して、プレーし、見て、関われたことを
幸せに感じ、11月2日まで世界最高ラグビーの決勝トーナメントを応援しよう!


日本頑張れ!!南アに勝ち、決勝まで進んでくれ!!

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平成を振り返る

平成

 

 

5月1日にめでたく新天皇陛下がご即位され、新元号「令和」の時代が始まった。
4月30日の上皇陛下ご退位によるもので、このお祝事により10連休となった。
まあ、10連休できるのは大企業や公務員等で、多くのサービス業や中小企業は
関係なく、今日も自らしっかり働いている。それでも、日本の国民的祝事である
ご即位の日には良き時代になれよと祝い、週末に2〜3日休めば心身がやすらぐ。
尤も、10日も休んだら身体が鈍り、頭が惚けてしまいそうで働くことが一番だ。
こんな連休の最終日、人生2度目の御代替わり、令和の始まりに平成を振り返る。

 

 

平成の始まりは昭和64年:1989年、日本はバブル経済の真っ直中であった。
今思えば、この頃バブルの危険性が言われ始めたていたのだが、日本中が好景気
に浮かれ、冷静になれなかった。そんな年明け7日、突然昭和の終わりが訪れた。
昭和天皇崩御を知ったのは、宿泊中の苗場プリンスホテルのTVニュースだった。
朝食後に滑りに行くかと着替え中に、緊急放送されるニュースを食い入るように
見た記憶がある。正月明けの冬休みをユーミンを聞きながら苗場で過ごしていた。
これがバブル時代だったのだろうが、こんな昭和の終わり〜平成の始まりだった。

 

 

その時の年齢は30代前半、昭和に若く結婚をして、平成の始まりには姉と弟の
二つ違いの子供2人がいた。平成は、子育てに頑張り、楽しんだ時代でもあった。
結婚当初は、余裕がなく貸しアパートに住んでいたが、子供達の成長にともない
持ち家を建てたのも平成の始まりだった。子供達は健やかに育ち、小さな頃から
仲良く遊び、毎日曜にはラグビー練習に連れて行きグランド片隅で遊んだものだ。
毎夏冬の合宿や遠征にも行き、平成元年はニュージーランド遠征にも同行させた。

 


平成の始まりに姉5歳弟3歳、元年のNZ遠征以降は毎年海外旅行へ連れて行き、

外国にも馴染ませ、国内旅行、夏の海や山、冬の温泉やスキーには頻繁に行った。
そんな子供達は、多少の凸凹はあったが健康で優良に育って、平成時代の中頃に
巣立ち、各々の道を歩み始めている。少なくとも、己が授からなかった教育やチ
ャンスを子供達には与えられたのではと思っている。2人の子供が目指す大学や
仕事に就き、流暢に外国語を操り、世界中を飛回る姿を見ると頼もしくもあるが、
羨ましくもある。明るい家庭を築き、幸せな人生を歩んでいくことを願うばかり、
令和には子供(孫)に恵まれ、年数回で良いので顔を見せに帰省してほしいもの。

 

 

平成時代の楽しみの一つに、学生時代から継続してプレーした ラグビー がある。
卒業後の就職先にラグビー部があったので入部し、練習や試合に参加したのだが
同好会活動でしかなく未経験者が多いため、試合に15人集まらない状態だった。
そこで、どうせやるならと同地区にあったクラブチームに参加し、2年目主将に
抜擢されると、さらに強いチームにするために、そのチームを発展的に解散して
地域や出身校に囚われない新しいクラブチームを設立した。そして、強い選手達
を集め、平日は個人練習を、毎日曜にチーム練習を定期的に行い、群馬県下大会
では優勝を重ねトップチームとなり、上位の関東協会クラブ選手権でも優勝した。

 


平成元年には選手・家族も引き連れ総勢50名強でニュージーランド遠征を挙行。
オークランドやクライストチャーチで地元チームと試合を行い本場の強さ激しさ
本物との違いを体で味合わされた。試合後のパーティーではビールを飲み交わし
健闘をたたえ合い、早飲み競争では負けなかったと、負け惜しみを言ったものだ。
遠征とあわせNZ友好協会使節として、市長表敬訪問するなど積極的に交流した。
よほど面白かったのかNZへは、その後もう1回遠征した。クラブチームで2回
の海外遠征は珍しく、企画から人集め、行程や試合段取りまで全て自らで手配し
たのだから、楽しむための企画を自ら造り出すエネルギーは惜しまなかったのだ。

 


その後、協会役員として大会運営など地域ラグビーの発展に努め、50過ぎまで
プレーヤーとして走り、身体鍛練と精神安定のためラグビーを楽しませて貰った。
思えば、学生時代にラグビー部を創部して、社会人になってからもクラブチーム
を創部したのは、半端な既存に甘んじるのを嫌い、新しい改革を造り出したのだ。

ラグビーはやせっぽちの少年をいっちょまえの大人にしてくれ、大して運動能力

が無くても、他に14人+の良いメンバーを集め采配を振れば強いチームとなった。

おかげで15歳から40年以上スポーツを楽しみ、良き仲間と豊かな人生を得られた。
今はプレーや協会から離れ、一ファンとして2019WorldCupを楽しみにしている。

 

 

平成の始まりの仕事は、技術系サラリーマンとして働いていた。就職先は、非鉄
精錬企業で、専門が土木系衛生工学(水)だったのでエンジニアリング部門にて
生産施設・環境施設等の保守・設計・管理に携わった。その後、系列企業のエン
ジニアリング会社に出向させられ、外販事業を担当して平成の時代に至っていた。
この頃になると、自ら一連の仕事をこなせるようになり、人材不足だったからか
出先一部門を任かされ決裁権も得たことから、バブルでもあり好き放題にやった。
本部には日常の相談や連絡を行わず、事後報告だけしたのは組織の勤め人として
失格だったのだとは思うが、結果としてエンジニアリング建設部門にて営業から
契約〜施工までこなし、他部門に比べ利益を上げていた。決して1人の力でとも
思っていないが、周囲の上役や先輩達ができなかった受注や利益を上げていたの
も事実だった。そんな働き方は一部には認められたが、疎まれていたのも事実だ。

 

 

そして、平成5年に退社して起業した。従前より、勤め人をやめ起業する意思が
強くあった訳ではないが、組織内での違和感と疎外感を感じていた頃、他部門へ
の異動を命じる人事発令が直接原因だ。人事異動は、企業人として生きるための
試練なのだろうが、せっかく築いた仕事の流儀は捨てがたく、自ら組織を捨てた。
そのまま勤めていれば、今頃、役員や子会社社長程度には昇進したかもと思うが
それは我慢とストレスの結果だろうから、その時の決断は正しかったと確信する。

 

 

大きな志を持って起業したのではなかったが、名目上の退社日時には既に新会社
を立ち上げ法人登記も済ませ、翌日から事業開始していたのだから抜け目はない。
とりあえず、いくつかの建設系資格を取得していたので、建設業や建築士事務所
登録を行い、従前から営業物件を独立した会社にて請負うことで、仕事はあった。
しかし、一般の建設業は一定の利益が有り生活の糧は得られたが面白みに欠けた。

なにせ思うは_疾舛韻呂靴覆ぁ↓¬滅鬚い海箸鬚垢襦↓社会貢献、だったから

利益は得られても、既存事業者と関係してただ忙しく働くのは本意ではなかった。

 


そこで、環境関連事業ができないかと、独立起業した旨を関係の機関に伝えると、
いくつかの引き合いがあり、国内の環境施設の計画、設計申請業務を依頼された。
そのような中、国連環境機関とも関わる機会があり、多くの活動家や環境団体と
交流したことで環境問題や対策の認識が深まり、環境対策事業を主要業務とした。

 


さらに、環境活動を行うための組織として3つの目的の異なるNPOを設立した。
平成17年ジャパン・ウォーター・ガード、翌18年アスベスト処理推進協議会
平成21年炭素繊維水利用工法研究会を、内閣府より特定非営利活動法人として
認証を受け活動を開始した。当時は、日本国内にも様々な環境問題が有り活動が
活発化し東京都心に事務所を置き、関係省庁の閣僚や国会議員、霞ヶ関の官僚達

とも交流したが、その後の金融危機や政治不安から、国内活動は沈静化している。

 

 

平成最後の10年間は、企業活動とNPOとして環境活動を並行して行い、活動
の場は世界へ広がった。日本での活動が、数多くメディアで報道されたことから
環境汚染に苦しむ国々から、相談や引き合いが寄せられた。平成20年に中国へ
初めて行き事業開始してから韓国や台湾から東南アジア、南米やアフリカ大陸へ
と環境改善活動は広がった。近年、資源価格低迷や世界的経済不安から途上国の
需要は減っているが、中国、ロシア、インド等の新興国の水質汚染はすさまじく
改善が求められている。結局、いくらAI等先進技術が開発されても、途上国の
環境負荷は大きくなるばかりで、劣悪な水質汚染を改善する技術は現れていない。

 

 

こう振り返ってみると、平成時代はプライベートもパブリックも、様々に能動的
に試んだ時代であった。年齢的にも壮年期であり心身共に充実していたのだろう。
しかし、世界の環境活動は面白いが、営利事業として成功せず利益となってない。
原因は、基本的能力の欠如、出自や同窓の人脈不足、時の運、判断・決断の錯誤

何にも増して金儲けが下手なのだろうが、平成は終わったが、令和の時代が来る。

 


昭和で30数年、平成で30年、令和は何年?だか判らないがまだまだ頑張れる。
もうしばらく酒池肉林の宴は先にとっておき、老うことなく走り続けるしかない。
令和の時代には美しく調和がとれたより豊かな人生となるよう日々精進しよう!!

 


 

うぉータン | ちょっと言わせて | 17:00 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

春の別れは

別れスッキリ

 

「梅は咲いたか桜はまだかいな」と端唄を口ずさみたくなるような季節が訪れ、

二十四節気の啓蟄も過ぎて、日差しに暖かさを感じられる陽気になった。道端の

草木は、いち早く季節の変化を感じ取って、芽生え、蕾が膨らみ花が咲き出し、

毎朝の通勤途上にも白やピンクの花が咲き、梅の香りが漂う。

 


 季節は間違いなく移り変わり、気温が上り、やがて桜が咲けば春の訪れ。日本

の春は美しく芽吹き、開花、誕生、四季の中で最も生命が輝く季節だ。寒さを感

じるのも後僅か、梅の香りを感じながら自転車をこぐ10.5kmの道のりも快適だ。
 もうすぐ、冷たい風ともスッキリお別れして、訪れる暖かい春が待ち遠しい。

 

 

 3月は、学生は進級や進学、卒業、勤め人は転勤や異動、定年、退職と別れの

場面が多くある。どの別れも、季節と同様により良くなるための旅立ちととらえ

れば、少々の感傷はあるものの、嬉しくもあり喜ばしいことだ。

 

 

 日本に春は確実に訪れるが、東アジア〜世界の政治経済の春はまだまだ遠い。

2月27・28日にベトナムハノイ市にて行われた米朝会談は合意することはで

きず、物別れに終わり失敗といえる。まあ、中途半端な合意は、日本には危険性

や負担が増す可能性があるため、これで良かったのだろう。北朝鮮にとっては、

経済制裁が緩和されず生活は苦しくなるだろうが、自業自得であり情けは無用。

飢餓に苦しむ多くの庶民には気の毒だが、中途半端な経済援助は、核開発継続さ

せ若将軍様を延命させてしまう。打開の道は、内部からの決起や崩壊、武力制裁

しかないのか。期待した拉致問題進展はなかったが、もうしばらく辛抱しよう。

 

 

 北朝鮮との統一を進める韓国は、日本統治下の朝鮮に於ける独立運動「三・一

運動」の100周年記念式典が3月1日開催され、史実とはかけ離れた反日史観

により、相も変わらず反日運動が繰り広げられた。米朝会談の失敗により親北的

には当てが外れただろうが、反日の盛り上がりだけは凄まじい。文在寅大統領は

「親日残滓清算」を宣言、日本統治時代からの親日派を排して「正義」を取り戻

そうというものだが、反日と正義を一体として国民感情を喚起するのだから、呆

れ果てるしかない。

 


 一方、韓国は経済衰退が著しく失業者増加、大学出ても就職できないのが現実。

これら不満を政権へ向かわせないため、悪事は全て日本の責任とする反日は韓国

や中国の常套手段だ。まあ、こんな韓国とは関わらないのが一番だし無視しよう。

 幸い、今のところ韓国との商取引も途絶え、友人との交流も少なくなっている。

韓国の友人達は個人的には良い人だが、現韓国世論の一員であるのでしかたない。

 


 韓国の焼き肉やチヂミ、冷麺は美味いが、食べなくとも生きていける。かつて、

日本が韓国に迷惑をかけたという間違った歴史観や、隣国だから親しくしようと

いうお人好し感覚では、とても韓国とは付きあえないし、付き合ってはいけない。
 福沢諭吉翁の「脱亜論」は正しく、韓半島と関わったのが失敗だったのだろう。

 


 ここは百田尚樹著「今こそ韓国に謝ろう そして「さらば」と言おう」の通り

韓国に関わってしまったことに真摯に反省し謝り、スッキリとお別れしよう!

 

 

 中国では国会に相当する「全国政治協商会議」「全国人民代表大会:全人代」

が始まっている。全人代は3月5日に開幕し15日に閉幕の予定だが今年はどう

も様子が変だ。中国は共産党の一党独裁国家、国よりも共産党が上位にある国家

で、全人代は前年の秋に行われる共産党中央委員会総会で決めた事を広く人民に

知らしめるセレモニーでしかない。

 


 ところが、昨年秋に、中央委員会総会(四中全会)が開かれていない。開けな

かったのは、習近平が対米政策や経済政策、個人崇拝路線への非難を恐れたので

はないかと言われている。全人代直前に開かれた会合でも、現行政策を責め立て

る場面があり習近平体制も磐石ではないようだ。

 


 全人代では、GDP成長目標を6.0〜6.5%、失業者対策、減税対策、民営企業融資、

外資参入緩和などの経済対策が発表されたが、どれも確実性はなく実行は疑わしい。

 間違いないのは、厳しい財政から国防費7.5%増額:1兆1899億元(約20兆円)と、

軍備増強を引き続き推進することぐらいだ。

 


 ちなみに環境対策は水質汚染:COD、NH3-Nの排出量2%削減、大気汚染SO2

NOX排出量3%削減としたが、いずれも13次5カ年計画の年割り数値目標でしか

なく、やる気は感じられない。今後、米中貿易摩擦の行方、経済グローバル化の

曲折、国際金融市場の不安定化により中国経済の低迷 or 破綻も予想されている。

 そうなれば習近平体制は崩壊、ひょっとすれば習皇帝とはお別れかもしれない。

 


 そろそろ中国不動産バブルも弾けそうだし、民間企業倒産は相次ぎ、とても環

境対策事業が活発化しそうなく、しばらく様子見していよう。中国ともスッキリ

お別れといきたいがそれも難しい。今も大手国営企業から事業提携話があり、こ

れをきっぱり断れず、スッキリ別れられないのが俗人の浅ましさと反省している。

 

 

 欧州では、英国EU離脱Brexit期限が3月末に近づき、このままでは合意なき

離脱となり混乱が避けられそうもない。英国のメイ首相は離脱案の議会採択に懸

命だが、英下院の議決がどうなるかは予想できない。

 


 EU離脱期限延長も難しそうで、行方によっては英国民は勿論のこと英国に進出

する多くの日本企業も影響を受けるだろう。これは、英国のグローバル戦略の破綻

と言えるのだろうが、きっかけは安易に国民投票というポピュリズムに訴えてしま

った政治的失策だ。もっとも悪影響を受けるのは製造業や労働者に限られ、あたま

の良い金融業や支配層には被害がおよばないよう対策済みだ。英国のEUとの離脱

も容易ではないが、これも自業自得だし、国家間の別れと出会いも世の常だろう。

 

 

 春は陽気が良くなり花咲き、生命誕生の季節だが、別れの季節でもある。別れ

は寂しく辛くもあるがもうすぐ訪れる新しい出会いを楽しみに待つことにしよう。
 寒い季節とはスッキリお別れして、今月末には桜が開花し、もうすぐお花見だ!

 

 

うぉータン | ちょっと言わせて | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

紀元節に思う

今年は何か変るか

 

 立春を過ぎたが猛烈な寒気団が日本を包みこみ、北国では記録的な低温となり、

ここ関東地方でも雪が舞い寒い日が続いている。今年は暖冬との予測であったが、

やはり冬は寒い季節と思うしかない。

 気候は、年により多少のぶれがあっても、そう大きく変わるものでもなく、こ

んな天気の日は、不要不急な外出を避け普段できなかった雑仕事を片付け、そし

て紀元節の今日、今年初めてのブログを書くことに。

 


 紀元節は、初代天皇とされる神武天皇の即位日をもって定めた祝日であり明治

6年に定められ、戦後進駐軍により廃止されたが、昭和41年に建国記念日として

復活した国民の祝日だ。なぜ、2月11日かと言えば、日本書紀によると神武天皇

の即位日は旧暦の正月朔日:1月1日とされ、新暦(太陽暦)に置き換え決めら

れている。日本は神話とともに誕生し万世一系の天皇を中心に二千年以上にわた

る歴史をもつ国家に誇りを持ち、日本人であることに喜びを感じたい。

 


 そんな紀元節に思うことは、今年はどうも変、変化が起きそう、変わらなけれ

ばということ。日本国内で変わると言えば、天皇陛下が、皇太子殿下へ皇位を譲

られる御代替わり、それに伴い元号も変わる。立憲君主である天皇の譲位は、日

本の国と国民にとっての重要事であり、お目出たいことと言える。

 とは言え、我々の生活に関わることは、即位の日5月1日を中心に10連休となり、

新元号による日付記載方法が変わる位で大きな影響は無いだろう。この変わりの

無い安定が、天皇の存在する日本の素晴らしさで、ありがたいことなのだと思う。

 


 しかし、国内に居ると、生活は安定し平和な暮らしが続いていることから全く

危機感は無いが、ちょいと海外に目をやれば国際情勢の変化が激しくなっている。

仕事柄、海外との取引や交流が多いため、海外情勢は気になるところで、今後の

情勢変化とそれへの対応は、わが身の生活にかかわる重大事項。

 国際間の政治経済、軍事は、個人ではどうなるものでも無いが、しっかりと見

極め行動する必要がある。君子危うきに近寄らずで、危ない国とはできる限り付

き合わず、万が一にも被害を受けないことだ。

 


 最も距離的に近い韓国は、慰安婦問題の再燃、いわゆる徴用工訴訟、レーダー

照射問題と、次から次へと難癖を付け反日が続いている。全く呆れるばかりだが、

まあ、韓国とは友好関係は望まず、丁寧でも乱暴にでも無視をするしかない。

いずれにしろ、このまま行けば近い将来韓国自らによる経済破綻や政治崩壊が予

想され、関わらないことが賢明だ。韓国が墓穴を掘るのは一向にかまわないが、

穴が大きくなり過ぎ、引きずり込まれることだけは避けなければならない。

 


 急激な経済発展により、大国となった中国も最近様子が変だ。中国では、旧暦

での正月(旧正月)を春節として祝い、長期休暇となり日本へも多くの観光客が

訪れる。日本で、中国人観光客だけを見ていれば、相変わらず中国は景気が良い

のかとも思えるが、実際の国内情勢は急変している。

 2018年GDPは前年比+6.6%と発表されたが−5%とか実質成長は止まった

との評価もあり、米中貿易問題や一帯一路の行き詰まり等により中国経済悪化が

伝えられている。民間企業倒産が相次ぎ、出稼ぎ農民工の失業者が溢れている。

 

 

 中国とつきあい始めて10年が経ち、多くの取引先があり最近まではいくつもの

引き合いがあったが、昨年後半から激減している。複数の計画中プロジェクトが

あり、正式契約を待つばかりだったが、今年に入り全く連絡が来なくなった。

 中国人の悪いところは、自分が必要の時は、頻繁に連絡をよこし此方を急かす

のだが、自分の都合が悪いときは全く連絡をよこさなくなることだ。

 まあ、それが自己中の中国人なので今さら腹を立ててもしかたなく、春節も明

けたので、どちらに転ぶにせよ、あてにしないで気長に様子見していよう。

 そして、中国も経済破綻の兆候が見えたなら早めに関係を絶つしかないだろう。

 

 

 もう一つの大国「ロシア」の調子も良くない。ロシアは広い国土と豊富な資源

軍事力により強国として存在するが、経済規模は小さく、外貨を稼げる産業を持

たないため、近年の西側諸国による経済制裁により弱体化している。

 重油価格低迷とルーブル為替安により、海外よりの物資輸入は難しいようだ。

日本にとっては北方領土問題の早期返還を求めるために様々な経済協力をしてい

るが、強い軍事力と豊富な資源を有するロシアは柔ではなく、解決への道は遠い。

 それでも、モスクワ企業からは春になり雪解けを待って欲しいとの連絡がある。

この点では、中国より遙かに紳士的だが、信用できるかは??。

 

 

 世界的に見ても米国大統領、英国EU離脱、EU衰退、中東、中南米etcと様々

な不安定要素があり、どう変わっていくか予想がつかない。しかし、中国やロシア

の経済情勢低迷は残念だが嘆いていてもしかたがない。もっとも、人権も認めず、

軍事力による覇権拡大を目指す国家はお引取り願いたいし、付き合いたくもない。

 世界の水は浄化したいが、これらの国は環境浄化の前に、先ず自らが正すべきこ

とがあるだろう。それでも、捨てる神あれば拾う神ありで、昨年から始まったイン

ドとの取引、ASEAN諸国からの引き合いも最近多くなった。どんなに科学技術

が進歩し、自動運転やAIが普及しても世界の水質汚染が無くならないのが現実だ。

 

 

 気がつけば、国内からの引き合いも多くなってきている。従来の取引先が技術の

確かさを認めてきたようだ。そういえば、先日は名古屋市長からも直接電話があり

水質浄化の相談をされた。日本のトップ企業トヨタのお膝元の都市ですら水質改善

を成すことはできず、高い収益を上げても、有効技術に予算投下できないでいる。

 そして、今年もいくつかのプロジェクトが始まるだろう。

 


 今年一年どうなるかは判らないが、温々として安定を求めていても面白くは無い。

暖かい家の中や平穏な日常には、面白いことは無いのだから、今年も、何か面白い

ことを見つけに、能動的に働き、彼方此方に出掛けることにしよう。

 今年は何が起こるか、変わるか楽しみだ!!
 先ずは体力向上に、今日も真っ暗な闇の中に北風に向かい、自転車をこぎだす。

 前進していればやがて太陽が昇り、道筋が見えてくるだろう、神様よろしく!?

 

 

 

うぉータン | 水辺散歩 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

インド食事情

インド事情

 

 

 旅の楽しみの一つにその土地の「食」があり、インドの食といえば「カレー」

が先ず思い浮かぶ。カレーライスは、日本でもお馴染み一般的な家庭料理として

常に子供の好きなトップメニューだ。昨今は、日本でもインド料理店が彼方此方

にでき、本場風Curry料理?を食することができる。しかし、やはり本場の本物

は違うだろうと、否応なく、毎日のように食したIndian Curryを探る。

 

 

 インド料理は香辛料スパイスを多用するのが特長で、インド亜大陸は広大で地

域・民族・宗教・階層などによって多くのバリエーションがある。
 インド南部のチェンナイは南インド料理といわれ米飯が主食とされるが、ナン

やチャパティーといわれる“粉もの”焼き物もよく食されている。

 


 チャパティーは、小麦粉(全粒粉)を水と捏ねて生地を作り、発酵させずに薄

い円形にのばして焼いたもの。薄いクレープのようでもあり、日本のお好み焼き

じじ焼きの具無しの薄いパンのようだ。この薄いパン:“粉もの”焼き物も、様々

な種類があるが、どれもナンと同じようにCurryに絡めて食べる。

 


 インド料理の特徴は食べ方にもあり、箸やフォークを用いず手で直接食べる。

左手は不浄とされ、右手のみで上手く食べる。レストランでは、フォークもス

プーンも用意されているが、インド人はそれらを使わず上手に食べている。

 

 

 左手が不浄とされるのは、トイレで用を足した際に左手で洗うことからだ。今

でも、トイレにトイレットペーパーが無いことはよくあるらしく、田舎の安宿に

泊まる際は要注意。もっとも、トイレそのものが無いインドのことだから、トイ

レットペーパーが無いことくらいで驚いてはいけない。

 手で食べる習慣からかレストランでは、フィンガーボールが用意される。

 

 

 インド米というと、インディカ種と言われる長粒種が有名だが、インディカ種

は北インドが主で、南インドの米は少し丸く日本米に似ている。粘り気は少なく

粘り気を抑えた炊飯法としているのでCurryに合う。

 

 

 Curryは、日本のカレーライスとは似て非なる料理で、多種類の香辛料を併用

して食材を味付けする煮込み料理全般をいう。しかし、我々外国人がCurryと呼

ぶインドの煮込み料理は、それぞれ固有名称があり、本来インドにはCurryとい

う料理は無いそうだ。レストランメニューに「○○curry」と表記されているが、

これは旧宗主国の英国人がインド料理をCurryと総称して世界に伝えたことが主

な理由だ。

 


 
 香辛料を多用したCurryはとても辛いが、香辛料スパイスの辛さは中華料理の

唐辛子やチリソースの辛さと異なりスッキリとした辛さ?で、後味が残らない。

Curryは辛いが、南インドでは辛さを和らげるヨーグルトご飯(カードライス)

を一緒に食べたり、食後にスィーツ甘味やフルーツを食べ、甘い飲み物(チャイ

やミルク珈琲)を飲む。

 

 

 

 日本でカレーといえばBeef:牛肉、Pork:豚肉が具材として一般的だが、ヒン

ドゥ教は菜食主義のため、インドでは牛や豚など動物肉は煮込み具材に用いない。

 インドの菜食料理は、脂やゼラチンなどを含む一切の動物の肉や、動物を原料

とする食材を使用せず卵も使用しない。しかし、乳製品はよく使用され、インド

人のほとんどは乳菜食主義者(ラクトヴェジタリアン)だ。

 訪れたインド料理店では、インド人はVegetable Curry、こちらはかろうじて

鶏肉が入ったChicken Curryを食する。

 

 

 インド料理はスパイスのきいた煮込み料理=Curryが主だが、それ以外の料理

もあり、フライや日本の天ぷらのような料理など様々ある。しかし、どれも素朴

な伝統的料理で、手の込んだ美食を望んではいけない。

 

 

 チェンナイは港町なので、美味い魚料理を食べたいと所望したところ、案内さ

れたオシャレなレストランで出されたのはSeafood Curryであった。

 まあ、インドの地方都市に行ったなら、Curryを食べておけば間違いない。

 

 

 

◆インド事情

 

 食事の楽しみに、料理と共に楽しむお酒があるが、インドでは一般的に飲酒の

習慣がないようだ。地域により禁酒の州や禁酒の日などがあり、お酒を手に入れ

ることも難しく、酒飲みには要注意。元々、飲酒は王族のみの愉しみで、その後、

王に近い富裕層を中心に飲酒文化が広がったが、今でも一般人はお酒を飲まない。

飲めないわけではなく、酒はインド人のモラル規範からして良くないものと考え

られ、子供のころからお酒は悪いものと親に教育をされるそうだ。見習おう!

 


 酒類の販売や提供は免許制で、街中のスーパーや食品店では販売されず、レス

トランでもメニューに無い。どこで飲めるのですか?と問えば、外国人が宿泊す

る5星高級ホテルだという。それでは、お酒を飲みに高級ホテルに行ってみる。

ホテルでの飲酒は、先ずバーでビール、その後にレストランへ行き食事となった。

どうも、食べながら飲むというわけには行かないようだ。インド滞在中の飲酒は、

このたった1回であり、寂しくもあったが、良い禁酒期間だった。

 

 

 旧宗主国英国は搾取するのみで、人々にお酒の楽しみを教えなかったのだろう。
 最近では、インドでも大企業のビールメーカー(キングフィッシャー)ができ、

インドワインが造られるようになったが、庶民にはまだまだ縁遠く馴染みが無い。

酒の種類も、英国の影響によるのか、ウィスキーやラム酒が一般的のようだ。

 


 インドの人が勤勉で優秀なのは、菜食主義で飲酒しないことにあるのだろう。

動物肉を食らい、酒を飲んだくれていてはインド人には勝てないかもしれない。

 

 

 南インドチェンナイの食事情が豊かなことは町を歩けば良く判る。人々の集う

市場では、たくさんの野菜や果物が並べられ、色とりどりでどれも美味しそう。

 

 

 農作物が豊かならば、料理も豊かになるとは思うが、一年を通じて暑く保存が

できないため、調理方法も煮込む、焼く、揚げると簡単で、それを香辛料で味付

けしているのがインド料理だ。

 

 近々に、またインドに行く予定、今度はもっと美味い料理を味わいたい!?

料理の味もお酒の味も、水に影響される。農業用水も調理水もきれいでなければ

料理は美味しくなく、良い水でなければ、良い酒もビールも造ることはできない。

先ずは、日本の美味いカレーライスを食べながら、水質浄化作戦を考えよう!!

 

 つづく?

 

 

 

 

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インド水事情

IndiaChapterLaunch 

 

 

 南インドのチェンナイ市にNGOジャパン・ウォーター・ガードインド支部が

設立され、本部主催者としての式典出席が、今回のインドミッションの一つだ。
インドに環境団体JWG支部を設立して何をするんだ?意味はあるのか?とのネ

ガティブな意見もあったが、まあ何事もポジティブに始めてみなければ解らない。

 


 支部設立きっかけは、インドの訪問者との会話から始まる。彼らの訪問目的は

日本の環境技術導入とビジネス化で、我々の有する水質浄化技術に関心があって

のことだ。しかし、インド状況を聞いていると、そう簡単でない事が解ってきた。

経済発展著しいインドには、世界中から様々な技術や製品が持ち込まれ、教育水

準も高く、IT分野では、もはやインドが最先端とも聞いている。そんなインド

だから「水」でも、都市部では先端技術が導入され、農村部でも最低限の浄水お

よび排水処理は行われていると思っていた。

 


 インド水質浄化事業として、河川や湖沼の水質汚染対策が必要だが、一般的に

途上国では資金不足や環境意識が低く、結果、水質汚染対策はビジネス性が低い。

ならば、排水処理だと、我々の技術を使えば簡単に処理水質が向上し、既存設備

の機能向上になると提案した。

 しかし、訪問者からの良い反応が無く、もしや先端技術や高度処理を求めてい

るのかと思えば、そうでも無さそうだ。聞けば、インドの田舎は、そもそも衛生

的な水道が無い、トイレが無い、排水処理設備が無いの、無い無い尽くしなのだ。

本当に必要なのは、普及させやすい、持続可能な基本的水質浄化技術だという。
 

 

 ヒンドゥー教は、川に何でも流すことが良とされゴミや廃水等何でも川に流す

捨てるため、汚染は深刻化するばかり、人々の環境美化意識は薄く、水や環境

の知識が欠け、仮にあったとしても増大する廃棄物量、廃水量に対応するインフ

ラ設備が不足し、どうにもならない。結果、街角や河川敷にゴミが溢れ水質汚染

が進行してしまう。

 


 

 そうならば水質浄化技術の前にやることがあるだろう!とJWG活動を紹介。

「水をたいせつに」「水を汚さない」「水をキレイに」人々の意識向上、教育、

模範プロジェクトにより、インド人自らが水を大切にして、環境保全を実行する

ことでしょうと。そして、彼らはJWG活動に賛同し、ぜひインド支部を設立し

たい、させて下さいとなり、合意し設立となった。

 インド支部設立をどのように行うか、事前に多々協議を行いアドバイスをした

が、実際は現地に任せるしかなく、先ず設立宣言し活動を開始することとした。

そして、いよいよ設立式典開催されることになり、招待状が届いた。

 

 

 設立式典は、10月23日(火)17:00よりチェンナイの“ABK AOTS DOSOKAI”

にて行われた。この施設はインド人向けの日本語学校で、ABK:アジア文化会館、

AOTS:海外産業人材育成協会、DOSOKAI:同窓会という日本とアジアの友好団体

の関連組織なので、親日的であることはもちろん、JWG活動にも協力してもらえ

そうだ。設立式典はティーパーティーから始まり、50〜60人ほど集まったところ

で開始された。

 

 

 どんなメンバーが集まっているのか解らなかったが、先ずは主賓としての挨拶

を請われお礼とJWGの概要説明を行った。まあ、危なっかしい英語のスピーチ

なので、半分も通じないだろうが、僅かでもPassionが伝わればそれで良しだ。

 

 

 数人のスピーチの後に、Tamilnadu州内NGOによるパネルディスカッション

が行われた。活発な議論が交わされ意見を求められたが、何せ早口な英語とタミ

ール語の議論にはついて行けず、直ぐに聴衆側となり、その熱心な討論を感心し

て見入っていた。解ったことは、インドにもこんな熱心なNGOとして活動する

人々がいることだ。彼らが、正しい知識と技術、実行力を身につければインドの

環境改善もきっと成し遂げられるだろう。

 

 

 

 インドNGOとの親善と活動状況視察のため、いくつかのNGOを訪問した。

最初に訪問したNGOは、チェンナイ市内から50kmほどの郊外にあるEFI

(ENVIRONMENTALIST FOUNDATION OF INDIA)。様々な分野の環境活動

を行っているが、水環境では貯水池整備を行っているようだ。

 

 

 案内されたWater Bodyは、モンスーンによる急激な増水による洪水を防ぐた

めの貯水池で、日本でも各地に造成されている雨水調整池。日本では公共工事と

して造られているが、インドでは行政は行わず、NGOが引き受けているそうだ。

公共工事は、急激な都市開発にて道路や鉄道などの都市インフラ整備に追われ、

雨水による水量管理施設まで手が回らない。そして、当然のように水質まで手が

回らず関心がない。

 

 

 その他にも、いくつかのNGOの事務所も訪ねたが、どこも面白そうな人物は

いるが、何をしているのか良く解らない。それでも、環境NGOとして活動して

いるようなので、これらの活動とJWGを結び付け、より多くな活動としていけ

れば、きっといつの日か水環境改善が成し遂げられると信じて、神に祈ろう。

 

 


 インド女性は、サリーを着こなし、顔立ちも整い美人が多いのだから、きっと

水もキレイにできるハズ!?

 

 つづく?
 

うぉータン | 水辺散歩 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

インド水事情

インド事情

 

 

 インドは、日本の約9倍の面積を持ち、北は雪に覆われたヒマラヤの高地から、

南はヤシの木が繁る海岸線まで、ベンガルタイガーやインド象の生息する森林や、

ラクダが行き交う乾燥した砂漠など、多様な生態を有する広大な亜大陸国家だ。

 この大国インドは人口は既に13億人を越えもうすぐ中国を抜き世界一に、国連

まとめでは2050年には人口16億人と予想されている。

 近年の経済発展により2017年名目GDPはフランスを抜き世界6位となり世界

で最も有望とされる国家の1つで、世界情勢不安の中でも成長が止まらず新興国

BRICSの中でも優等国だ。日本との関係も良好で、多くの日本企業が生産拠

点あるいは市場として進出している。

 

 

 そんな大国インドだが、日本においては地理上では知っていても関わりも少なく

ほとんど知らないと言って良い。インドで思いつくのはカレー位で、メディアによ

る経済・紀行番組や観光情報では、インドの良い点ばかりで内情は解らない。
 発展めざましいインドだが、ご多分に漏れず経済発展と共に環境破壊も深刻化し、

国際報道にて頻繁に伝えられるようになった。2016年世界保健機構WHOの世界

大気汚染都市ランキングでは、トップはイランのZabolであったが、2位と3位は

めでたくインド都市、ベスト20都市中インドの10都市がランキングされるほどだ。

 因みに、汚染大国中国はBest20都市中3都市で、他はサウジアラビア等の産油国。

もっとも、中国データの信憑性は??なので、疑わしい。

 


 生命の源である「水」の環境破壊も深刻だ。インド政府政策策定機関「インド行

政委員会」の報告書では「史上最悪の水危機」と表現され、現在6億人が水不足に

直面し、清潔な水を確保できないため毎年20万人が死亡しているようだ。

 インドの水の約70%が汚染されていて下水整備が進んでいないことから、廃水の

3分の2が未処理のまま河川や湖沼、地下水などに直接流入し、水質汚染が拡大し

ている。

 


 環境汚染は、途上国の共通課題ではあるが、インドにおいても人口の都市集中に

よるゴミ・廃棄物増加に収集運搬と、焼却処理あるいは埋立処分能力が間に合わず、

人々のゴミ排出方法の不徹底、美化意識欠如により、街角や河川はゴミため化する。

河岸にはPPやPEの袋や容器がは溢れ、今さら先進国でストローだけを無くしたとて

どうなるものでもないだろう。

 

 

 日常の料理や洗濯からの生活排水、し尿は未処理のまま近傍の河川へ垂れ流され、

水中の酸素は消費尽くされ硫化水素やメタンが発生する等、もはや生物は死に絶え、

藻類も発生できないほどの黒臭水となっている。そして、人々はその畔で、力強く

生きている。

 


 水質汚染はインド全土に広がり、汚染被害が顕著なのが、ヒンドゥー教が聖な

る川として崇めるガンジス川で、生活排水や工場排水、火葬された遺体や遺灰が

そのまま流されている。

 ガンジス川プロジェクトへ

 

 

 ヒンドゥー教徒は、ガンジス川の水が全ての罪を洗い流すと信じているため、

この川で沐浴を行っているが、もはや水を浴びれば洗い流すというよりは、汚染

されてしまうだろう。そして、インドでは40%以上の人々が屋内にトイレが無く、

屋外で排泄しているため汚物、汚水が未処理のまま放流され、水質汚染が進行し

てしまう。

 


 こんなインドから従来よりネットを通じて、水質浄化に関する問合せが度々あ

ったので、いつかはインドへとは思っていたが、遠地であり現実感はなかった。

しかし、ついに昨年インドから直接来訪者があり、水質浄化への協力を依頼され

ると、傍観者でもいられない。
 何せ、目指すは「世界の水質浄化」なのだから。。。。

 

 

 そして、インドより正式に招待状が届き、いよいよのインド訪問となった。当初

はインド政府大臣面談やガンジス川プロジェクト開始イベント等が計画されたが、

日程や準備が整わないため、とりあえず行って現地視察し現状を知ることを主目的

とした。

 活動拠点として、南インドの東側ベンガル湾に面するタミル・ナードゥ州の州都

チェンナイにNGOジャパン・ウォーター・ガードのインド支部 Japan Water Guard

- India Chapter を設立し、その発足式典も行うこととなった。

 

 

 なぜチェンナイか?と言えば、最初に日本に会いに来たのがチェンナイ人だった

ためだが、チェンナイは旧マドラスといわれ歴史ある港湾都市で、人口約500万人、

インド有数の世界都市で、南インドの玄関口と言われる。自動車産業や情報技術産

業が盛んなため日本とのかかわりも深く親日的であることから、活動開始の適地で

あろう。

 

 

 今後活動の活発化と共に、首都Delhiや西部大都市Mumbai等にも支部設置を目指

したい。
 そんな、初めてのインド訪問を記憶と記録のためにブログに書き残すことに。。。。

まずは、今回序章として、次回からインド視察のご報告と水に関わる諸事情を!

 

『史上最悪の水危機』をどうしたら解決できるのか? 良い方向に向かえるのか?

甚だ疑問でもあるが、インドの人々の純粋さと環境を思う気持ち、そして自らを信

じて、まずはできることから始めましょう!!

 

皆さん、ご協力を!!

 

 

うぉータン | 水辺散歩 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

陛下、お濠の水が!!

 

まだ まだ汚れています!!

 

 

「陛下、お濠の水が汚染されています」と、弁護士で文筆家でもある清水政彦氏が

文藝春秋2008年12月号に寄稿し、お濠の水質悪化に驚かされたのは記憶に新しい。

 

 

そして、氏より直接連絡があり、お濠の水質浄化活動を協力して行うことになった。

当時、2016年オリンピック招致を東京都が目指していたため、それを契機に水質浄

化活動を始めようと企画し、有名芸能プロダクションから協力を申入れられ大いに

盛り上がった。多くの有志や文化人に参加を促し、同じ作家である当時石原慎太郎

知事を動かし、活動開始することとし、オリンピック招致決定が待たれた。

しかし、残念ながら開催地はブラジルリオに決定し、東京都は落選してしまった。

そして、「皇居お濠水質浄化作戦」は活動主旨・原資が得られなくなったためか、

沈静化してしまった。当時のことを思うと、オリンピックとは関係なく活動を開始

するべきだったと反省しているが、これも我が身の未熟と実行力の無さと思う。

 


あれから10年、東京都は次のオリンピック誘致に成功し、2年後の2020年には

東京オリンピック開催が決定している。前年の2019年には東京を中心にラグビー

ワールドカップも開催される。しかし、日本の首都東京、そして日本の象徴である

天皇の住まわれる皇居のお濠の水質は、一向に改善されていない。

 

 

皇居外苑濠は、ご存じ徳川幕府居城として江戸城築城時に自然地形を活かし築かれ、

水源として江戸へ飲料水供給するため築かれた玉川上水の余水が供給されていた。

玉川上水は、江戸の6上水の一つで、多摩羽村から四谷までの全長43kmが1653年

に築かれた。今でも一部は、東京都水道局の現役の水道施設として活用されている。

飲料水・産業用水確保や排水処理等のインフラ整備が都市発展の基盤であり、徳川

幕府と江戸市中の発展は、これら上水施設により成されていたわけだ。

 


明治以降、都市近代化によりお濠は埋立や分断が行われても、玉川上水から水補給

は継続されていた。しかし、昭和45年に西新宿にあった淀橋浄水場が廃止されると

玉川上水からの水供給は停止されてしまった。結果、皇居お濠は都心の閉鎖性水域

となり、蒸発や漏水等による減水を補う水供給は、降雨に頼らざるをえなくなった。

 


そして問題は、都市整備による下水道建設で、当時いち早く皇居周辺に建設された

のは合流式下水道管路だった。合流式下水道は、し尿や生活廃水と雨水を同じ管路

で下水処理場に排出するため、下水管1本を設置すればよく工期短縮や工事費低減

となり、初期の都市下水には多くみられた方式だ。しかし、台風や豪雨時の大量水

の排出には対応できない欠点がある。その欠点を補うのが「吐け口」で、大雨の際

には呑み込めない水量を自然水域に排出するものだ。皇居周辺の合流式下水道吐け

口はお濠にあり、大雨の際にはお濠に汚水が流入する仕組みとなっている。

 

 

つまり、丸の内・大手町のビジネス街や、霞ヶ関・永田町の官庁街から排出される

下水が日常的に皇居お濠に流入しているのだ。大雨の日に、多くのビジネスマンや

官僚がトイレで排出した小便・大便は、そのままお濠に流出しているわけだ。近年、

頻繁に発生するゲリラ豪雨の際には、大量の汚染物質が雨水と共に流入している。

 

 

皇居外苑は公園としても親しまれ、四季折々の楽しみがあり、桜の季節には千鳥ヶ

淵には多くの花見客が集う。その桜の名所千鳥ヶ淵南端にも吐け口があり、容易に

歩道から見ることができる。

 

 

皇居お濠は、内部は天皇のお住まいであることから宮内庁、お濠は環境省、外部の

下水道は東京都と所掌が異なることに特異性がある。もちろん、各々の機関が何も

やっていないわけではない。東京都は下水道整備を行い吐け口よりの汚水流入防止

をしている。直接お濠を所掌する環境省は「皇居外苑濠水質改善計画」を立案し、

対策を行っているが、その成果は現状を見ても確認できない。省庁には水質改善の

知見や技術があるわけではないため、官庁意向にそう御用学者と自社設備を売りた

いだけのプラント企業が考える対策では浄化効果を期待するほうが間違いだろう。

 

 

実施されている対策内容は直接的水質対策として、懸濁物(SS)除去のため凝集分離

ろ過設備を稼働させ、大手町民間ビル地下にも浄化設備が設置されているようだが、

お濠全水量を処理することはできない。大量発生する藻類アオコを単純に物理的に

除去することは場当たり的で根本的解決ではない。大切なのは、アオコを大量発生

させないことで、そのために何をするかだ。

 


お濠の水底に堆積した底泥(ヘドロ)対策として”カイボリ”をしている。底泥には、

有機物や栄養塩が含まれ、嫌気状態となれば硫化水素やアンモニア等が生成され、

溶出すると水質悪化の原因物質となる。そのため、底泥除去・改質は水質改善に効

果的だが、その方法が”カイボリ”では面白いが、水質改善効果は少ない。

 

 

カイボリは、水を抜いて水底を大気に露出させ日干しにするものだが、底泥除去を

ともなわないカイボリは、大きな水質改善効果はない。最近TV東京バラエティー

で「池の水を全部抜く大作戦」が流行っていて、東京都等も便乗している。しかし、

カイボリは水入れ替えによる一時的浄化や外来魚駆除には効果的だが、在来種等生

態系へ悪影響もあり、長期的水質浄化には大きな期待をしない方が賢明だ。やはり、

安定した水質浄化効果を求める底泥対策は底泥浚渫除去するしかない。

 

 

2020年東京オリンピック開催が決定し、海外より東京を訪れる観光客が益々多く

なる。観光を経済活性化の国策とするならば、日本観光の大きな目玉となるであろ

う皇居お濠の水が汚れていては、美しい日本とは言いがたいものとなってしまう。

東京駅から真っ直ぐに伸びる美しく整備された道を行けば、日本のシンボル皇居が

現れ、取り囲むお濠の水がアオコ繁茂する汚濁水ではなく、美しい清透水ならば、

訪れる観光客も改めて日本の素晴らしさを感じることだろう。

 


皇居周辺には、国内外からの観光客だけでなく、外周を走るランナー、大手町や丸

の内のオフィスで働く日本を代表する企業の面々、政治家や官僚がいるはずだ。

ぜひ、自己、自社利益を追求するだけでなく、国や行政、他者に頼るのではなく、

自ら日本のシンボルである皇居お濠の水をキレイにしようと立ち上がって欲しい。

そして、皇居お濠の水質浄化活動から始めて、日本全ての水域を浄化させたいもの。

 


来年は平成天皇が退位し、めでたく皇太子が新天皇に即位することが決定している。

新元号とともに明るい未来となるよう、先ずは皇居の水質改善を成したいものです。

一緒に水質浄化活動を始めましょう!!

 

 水質浄化大作戦   日本水キレイプロジェクト

 

うぉータン | 水辺散歩 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

2018年の初めに

年の初め

 

今年の冬は、ラニーニャ現象からか例年になく厳しい寒さが日本列島に訪れている。

シベリア寒気団は日本海地域に大雪を降らせ、雪の正月となった地域も多いようだ。

世界的にも、北米で発達した寒気団は、米国東海岸に猛烈な大寒波をもたらしNY

では非常事態宣言が出された。Manhattanに住むSonからの情報では新年早々猛吹

雪が続き、最高気温も氷点下が続いている。凍え死なないことを祈りつつ、冬は寒

いものと受け入れて、もうすぐ訪れる暖か〜い春を待ちつつ、力を蓄えるしかない。

 

 

寒い新年だがいくら寒くても身体は温かく、気持ちは熱くありたい。寒さなんかに

負けてはいられない。そのためには心身健康が一番と、先ずは神頼みに初詣に行く。

赤城神社

 

今年一年家族一同が健康でいられるよう、年始には近所の神社を一回りした。神々

に家内安全、商売繁盛、世界環境改善を祈ったが、神様だけに頼ることもいかない。

健康で健全な心身鍛練のため寒気にめげず、仕事始めから自転車通勤を続けている。

夜明け前の出発は、利根川を渡る頃日が昇り始め、朝日を浴びやがて体が熱くなる。

どんな寒さも苦行も試練とし楽しみに変えれば、きっと今年は良い年になるだろう。

 

 

混沌する世界情勢は、今年がどんな年になるかは解らないが、少なくても自分にと

って良い年、面白く充実した年としたい。結果の善し悪しは、誰のせいでもなく自

己の決断・行動によるものだ。常に冷静な判断と体力を維持して立ち向かうことし

かない。昨年は、プライベートでは身内に不幸があり振り回され、事業面に好材料

は少なかったが、無事新年を迎えられたのだから、いつまでも囚われていられない。

竪町神明宮

 

 

今年はきっと良いことがあると信じて、諸事速やかに柔軟にこなし、喜び悲しみを

力に変え、やるべき事業に立ち向かうことにしよう。今年やるべき事は特別な目新

しいことではなく、世界の環境改善事業をいかに継続し発展させるかだ。

 

 

厳冬の澄み渡る青空や清流を見ていると、日本では環境汚染はもはや過去のものと

思いがちだが決してそうではない。日本では、高度成長時に発生した公害問題を、

規制強化や環境技術進歩により解決して、多くの河川や湖沼、海洋は浄化されたが、

新たな環境問題が生じ始めている。世界を見れば、環境汚染は進行するばかりだ。

前橋東照宮

 

 

先進国から文明移転され工業化し、さらに市場化された多くの国は、雇用や経済的

豊かを手に入れることはできた。しかし、法規制や環境対策は施さないため環境汚

染は深刻化するばかりだ。経済的な豊かさの代償として、森林は伐採され、未処理

の汚水が垂れ流され続け、生態系は破壊され豊かな自然環境は犯され失われていく。

前橋八幡宮

 

経済的に豊かになり美味いものを食らい、便利な世の中となっても水や空気が汚染

されていては、本当の豊かさとは言えない。科学技術の進歩は、人類に便利さや快

適さを与えてくれたが、未だ環境汚染を解決することはできない。まったく、何の

ための科学技術なのか解らなくなってしまう。既に進歩史観は間違いだと気づいて

いるはずなのに、今なお科学者は進歩のみを是とし、産業界は利益追求が最優先で、

政治も目先の有権者利益により方向性を変えられない。いくら人工知能が進歩して、

自動運転や便利な家電が開発されても、環境汚染を改善することすらできない。

 


豊かな自然を有していた途上国は、先進国に資源を提供することにより物質的豊か

さを容易に得る事ができたが、代償として環境負荷が増大して汚染が進行している。

いち早く経済発展した新興国BRICSでは、もはや取り返しの付かないほど環境

が破壊されている。そのBRICS諸国からは、直接相談や引き合いがあり、環境

対策の事業化が始まっている。環境破壊は全ての国で起こっているが、経済的負担

ができない貧困国では環境対策を行う事ができない。そのため、先ずは費用負担で

きる新興国から環境改善事業を行うしかない。

 

 

今年は環境改善事業が発展し、世界の水環境が改善されることを願い頑張ろう!!
それでは、次回は情報を整理しつつ各国水事情を深堀りしてみることにしよう!!

楽しみに??

 

うぉータン | ちょっと言わせて | 14:00 | comments(1) | trackbacks(0) | - | - |
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